念願の院内研修ー仙台より小泉先生来福ー

念願の院内研修
ー仙台より小泉先生来福ー

田中はり灸療院の遠藤彰宏です。
10月に入り涼しくなってきたので、ランニングをする際に死を覚悟することはなくなりました。
今年は佐賀マラソンを申し込みましたので、ここからしっかり走り込みたいと想います。

さて、10月2日は、午前中に院内研修として外部から講師をお招きして研修会を開催しました。
今回は、小泉直照先生(仙台 はり処 愈鍼(ゆしん)鍼灸院

小泉先生プロフィール
鍼灸師(はり師・きゅう師) 国家資格(厚生労働大臣免許)
柔道整復師 国家資格(厚生労働大臣免許)
あん摩マッサージ指圧師 国家資格(厚生労働大臣免許)
MEDIC First Aid Basic Plus
(メディック・ファーストエイド ベーシックプラス 国際的な応急手当ライセンス)
TSTマスターコース修了

現職
鍼灸院 はり処 愈鍼(ゆしん) 院長
合同会社yushin 代表
東北大学大学院 漢方統合医療学共同研究講座 技術補佐員
東北大学病院 漢方内科 鍼灸外来勤務

同世代の先生の先生に
影響を受けた同志

小泉先生は仙台の川嶋和義先生に影響を強く受けています。
川嶋先生と、当院の先代田中正治は、日本臨床鍼灸懇話会という勉強会で一緒に学ぶ仲間であり。
二人の共通の友人として木下伸一先生という存在がありお互いを知る仲でした。

私と遠藤真紀子も大阪で鍼灸学生の時代や、その後も日本臨床鍼灸懇話会で勉強をしてきたので、
川嶋先生の手技を実際に見る機会もあり、また自分たちがお世話になった先生方も川嶋先生の考案されたバランステストも実践されていたので、
当時、未熟すぎてわけもわからないまま大きな影響を20代を思い出します。

私たち二人は、バランステストを実際の臨床で使っているというレベルにはなく知っている。
知っているというのは烏滸がましい。見たことがあるレベル。
日本臨床鍼灸懇話会が発刊している臨床鍼灸ではバランステストの診察法と治療法がしっかり掲載されていて、私と遠藤真紀子、そして講師の小泉先生の20代の青春時代が詰まっている。

そんな共通言語を持った小泉先生

ここちめいどという存在

あるときから、私自身が鍼灸の業界と距離を置き始めたり、情報を取りに行かない時期がありました。
これは、私が抱えている問題が治療方法や診断方法にあるのではなく。
鍼灸院をどうデザインしていくか。
一緒に傍楽人とどんなビジョンを描けるか。
その人たちの人生を守れるのか。
そして、一緒に仲間と患者さんの期待値を超えることができるのか。

そんなことを考えていると、鍼灸師に同じような課題を持っている人はいたとしても出会いにくく、外の世界に出る方が早いという理由で鍼灸の業界の情報に疎い時期がありました。
基本的には今も疎いです。

そんな時に、一緒に傍楽仲間の小坂知世がオンラインサロンここちめいど米倉まな先生にお世話になっているのですが、
変わった手の動きをする刺さない鍼を使う先生がいるんだけど知っていますか?仙台の先生なんですけど。

えっ。仙台って川嶋先生の影響が強いと勝手に思っているけど、赤門の先生で川嶋和義先生っていう先生の流れか聞いてみて。

って聞くと、ドンピシャで、川嶋和義先生を師と仰ぐとおっしゃる。

うわぁ。同世代で、川嶋先生の影響を受けた人が開業してご活躍されている。
わぁ。この先生に会ってみたいなぁ。
どんな先生なんだろう。

ってとにかく興味津々で小坂からの話を聞きました。

自分より凄い臨床家は世の中に凄い数いるけど、
臨床と教育と経営とバランスよくできる人は限られていて、多くの人がプレイヤーな中で、
どれも小泉先生はできてしまう。

もちろん「できる」の中身は個々に存在するので、いつも会うと「私なんてまだまだ」っておっしゃるのですが、
鍼灸界のスーパースターっていつも私は本気で思っています。

その後、私もここちめいどでお世話になって、その間に、全日本鍼灸学会や各地の勉強会で小泉先生とご一緒させていただく度に、
この先生に鍼灸院に来ていただけないかなぁ。

という妄想を抱くようになっていました。

(この写真は7月に新潟医療大学へ行った際の写真です)

自分たちの常識を良い方向へ導いてくださる先生って本当に少ない。
現在福岡では年に数回講師の先生方をお招きしてセミナーを開催していますが、
どの先生も自分たちの常識を変えてくれる先生方であり、本当に感謝しています。

念願のセミナー

私たちは、この鍼灸院をデザインしている側なので、強みもわかっているし、もちろん弱さもわかっています。
患者さんには、鍼灸って和食ぐらいに思っていただけたらいいですよ。
お寿司やさんと鰻やさんと焼き鳥やさんも職人ですが、どれも掛け持ちできるわけではない。

私にはないもの。私たちでは仲間に伝えられないものが小泉先生にはあるので、今回てい鍼という刺さない鍼のセミナーをお願いしました。

知らない知識、知らない鍼灸の魅力。
これまでの私たちの技術でも応用が効く範囲などを丁寧に教えていただき、
あぁ、これはいますぐこんな患者さんに実践してみたい。
これは、またこんな患者さんを救うことができるぞ。

みたいに、みんなの顔が明るくなり、体温が上がり
とても充実して時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

また鍼灸院をさらに成長させ、未来を作ってみたいと思います。

文責:遠藤彰宏