肩こりのための鍼灸治療

社会と共に生きる
患者さんの健康を守るため。
スタッフの健康を守るため。
社会を健康に保つため。
COVID-19と共存しながら、どう生活していくのか。
私たち自身もしっかりと考えながら
そして、社会環境に適応しながら
診療を継続していきたいと思います。
田中はり灸療院 一同
当院で取り扱う
肩凝り(肩こり)
はじめまして田中はり灸療院の遠藤です。
私たちは、日常的に鍼灸治療をしていく中、肩こりの治療に加えて
「肩こりを治療して欲しい」
「肩こりが続くと頭痛が辛い」
「肩がこると吐き気がして、食欲がなくなる」
「めまいがする」
という肩こり単独で辛いかた、肩こりがひどくなると他の症状が出て日常生活に支障をきたす方。
一言で「肩こり」と言っても、その治療は多岐にわたります。
これまで他の治療を受けたけど満足な結果とは言えない方が当院を訪れます。
私たちが違いを出すのは、「どこが原因で悪さが起こっているのか」「そしてそこにどんなアプローチをするのか」
「何を」「何に」「どうやって」変えるのか。
この至ってシンプルな問いの中で、私たちは深みを出していきます。
お気軽にご相談ください。
肩凝り(肩こり)は治すものではなく
予防するものメンテナンス
そもそも私たちは、急性腰痛や、寝違えは「治す」という目標を立てていますが、
肩凝りは、治すというよりもメンテナンス(修繕)治療という表現があっていると考えています。
「虫歯」を治す(治療)
「虫歯」にならないように歯磨きをする
「虫歯」にならないように定期的にチェックする
治療とメンテナンスのわかりやすい例。
目標を「治す」にしてしまうと一向に届かない。
肩こりの原因の中には「疲労」も大きく関わるため、疲れにくい身体は可能でも、疲れない身体は難しい。
「若々しくいる」「歳を取らない」これは話が違ってくる。
田中はり灸療院では、人が健康的に過ごしていく上で、「プライベートの時間」「仕事の時間」を快適に過ごしていきたいと考えた時に、肩こりは大きな邪魔をします。
肩凝りは、コントロールすること。
メンテナンス(修繕)することで、快適に、自分らしい生活を送る。
そんな方のための鍼灸治療を提供しています。
肩こりとは
肩こりは原因は様々あるが、肩や首に不快な症状を患っている状態を指します。
原因として、
「筋肉を使いすぎた」というものもあれば、
「PC作業やゲーム、スマホをしすぎた場合」など眼を使いすぎて起こるもの。
「内科的な疾患」「心臓に疾患」など肩こりにとても似ていたりしています。
この時の見分け方は、
「いつもの肩こりと違う感じ」
いつもよりも悪いという比較で判断可能な場合
「どんどん悪くなっている」
「日に日に悪くなっている」
「肩こり以外にどんな症状があるのか」
これで見極めていきます。
あとは、鍼治療を検査という側面を持たせて「鍼がびくともしないとき」
これも一つの目安にしています。
肩こりの舞台となる筋肉
「表層の筋肉群」
この表層にある浅い筋肉群は、玉ねぎの層構造を外側から薄皮はいでいくような場合に、丁寧にこの筋肉を緩めていきます。
筋肉名 |
①僧帽筋 |
②広背筋 |
③肩甲挙筋 |
④小菱形筋 |
⑤大菱形筋 |
私たちが得意な筋肉たち
私たちが得意としているのは、さらに深部のところに問題があるケース。
ここは、マッサージではうまく届かないエリアのため鍼灸では直接優しくアプローチができる。
狙いを定めて、ピンポイントで鍼で変化や効果を出せるという点に強みを持っています。
①頭板上筋の筋腹 |
①´頭板上筋の起始部 |
肩こりの原因
メカニズム
肩こりの原因、メカニズムについては「①肩、頚筋の筋肉の緊張の異常が起こる」
・筋肉の持続的な疲労
1)PC作業(モニターを見続ける)
ノートパソコンでは目線が下がって頚に負担をかける。
2)育児
夜中の授乳等により睡眠が充分にとれない中で、日々成長するお子さんの体重増加もある中で、抱っこが増えるなど頚肩へ大きな負担となる
3)介護
老々介護、ご両親の介護が必要な方が、本職ではない中で体位変換等で頚肩への疲労や、腰に負担をかけてしまい負傷してしまう。
この際に筋肉首のさらに深部の筋肉が緊張を起こす。
首の凝りが起きやすい部位
凝りが悪化すると頭痛に発展する部位
鍼治療に来院する方が持っている症状で、多いのは、この下の図で表しているような細かい筋肉。
頭を支える役割や、頭を左右に振る。眼を横に動かす際にも使っている筋肉たち。
この細かい筋肉が緊張すると、「マッサージにいくけど、このあたりはどうしても取れない」っていう感想で来院されます。
①下頭斜筋 |
②上頭斜筋 |
③大頭直筋 |
④小頭直筋 |
①大後頭神経 |
②小後頭神経 |
これは、筋肉と神経の走行を描いた図ですが、筋肉の間を神経が通過するため、緊張した筋肉によって神経に圧迫が加わると頭痛が起きる。
この筋肉を緩めておくことは非常に大切です。
トリガーポイント
痛みの引き金になっているポイント
「トリガーポイント」「トリガーポイント注射」という名称はご存知の方もいると思います。
簡単に紹介すると、トリガー(trigger)は、英語で(銃の)引き金、(紛争などの)きっかけ、はずみ、誘因という意味を持ち。
医療で使用する際には、痛みの引き金になっているポイントがまずある。(図中の×部)
そこから、同じ色のところへ痛みが広がる。
ですので、先ほどの首の細かい筋肉に緊張があれば、ピンク色の✖️印のところの悪さによって、後頭部や側頭部に痛みが起きる。
原因となっているのは痛い場所ではなく、あくまでもピンク色の部分に原因があるため、こちらに治療を行う。
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肩凝りには
鍼灸治療!
身体がもっている
鎮痛作用を引き出す
鍼灸治療は、生体にあえて微小な組織損傷を与えながら治癒力を引き出していく治療法です。
鍼治療をすると痛みが和らいでくるのは、内因性モルフィン物質(エンドルフィン、エンケファリンなど)という物質が、脊髄や中枢部の神経を伝える経路(伝導路)で影響することがわかっています。
この内因性モルフィン物質は、わかりやすく説明をするとランニングハイという現象もその一例で、マラソンをしている最中に、疲労はどんどん距離とともに蓄積しているはずにもかかわらず、身体がふっと楽になる瞬間がある。
また、戦時中に負傷した兵士が、「こんな傷でよく安全なところまで帰ってこれたな!」というエピソードがあります。
この時に、通常の痛みの概念では損傷度合いから動ける状態は想像できないが、この内因性モルフィン物質が痛みを抑制する作用をもっているため、身体が危機に瀕した際に痛みを感じない状態を自ら作り出す。
鍼灸治療は、そんなメカニズムを呼び起こしながら、痛みの鎮痛を狙っていくのが一つ目の肩凝りの苦痛が取れていく鍼灸治療のメカニズム。
筋肉&筋膜を
直接緩める
さて、鍼灸治療が他の方法と異なる点は、
「先生!私の辛いところそこです」
「自分が辛いところに届いています」
そんな会話を患者さんとしながら鍼治療を行います。
肩こりに対する局所の治療
①痛みの原因となっているポイントを指で体表から押さえて確認をする |
②特定したポイントにやさしく鍼をする |
③鍼をすすめていきながら、深部で緊張している筋膜に到達させる |
④到達したポイントでやさしくなでるように鍼を操作する |
⑤痛気持ちいい刺激が起きる |
筋膜は英語で、「faicia」(ファシア)という名称や筋膜リリースという言葉をメディアでも使われるようになってきている。
到達したポイントは、このような筋膜の構造をしている。
この筋膜を緩めることは、治療の大切な鍵を握る。
この筋膜にやさしく鍼を操作してあげると、「鍼のひびき」という身体に「心地よい感覚を送ることができる」
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(「鍼技術論」米山榮、米山由子,医道の日本 第681号)
(「鍼のひびき」米山由子,鍼灸OSAKA 72 )
心地よい鍼とは
「心地よい鍼って何?」って思われると思いますが、
お昼休みなど米山由子先生が見学者に
「私が鍼をするから、しっかり身体で覚えなさい」
「鍼灸治療をするからには、鍼灸治療だけ専門でやりなさい」
「そして、鍼灸治療を受ける患者さんは、あなたの鍼であなたを評価するのではなく。
鍼灸治療も、鍼灸全体も評価されます。そういう責任をもって治療をしなさい」
そんなことをこれまでのご経験も含めてお話いただきながら、鍼をうってくださる。
この時の私の心境は、「しっかり勉強するぞ!」
「身体で覚えて、自分でもそんな鍼をうてるようになる!」
ってと思って鍼を受けていると、毎回毎回、気がついたら寝てしまいます。
くびや、肩をまるでマッサージを受けているように、やわらかい刺激が送られてくる。
体表から刺激をするマッサージと違って、鍼は、中に侵入してきて、そこで刺激される。
言葉にすると侵入ってなんか恐怖や不安につながりそうなイメージですが、
自分が不快に感じている。
触って欲しいのに、届かなかったところに届く。
その時分が欲しかった場所に、なんとも心地の良い音色のような鍼が柔らかく響きわたる快感のある鍼。
由子先生の鍼が記憶にも、身体にも感覚を呼び戻すことができて、いつでもその感覚は私の中の永遠の目標なんだと思います。
この鍼は、現在田中はり灸療院の中にある当院の治療技術の柱です。
患者さんの症状に合わせて、「必要な鍼の刺激量」「鍼の刺激の質」「治療を組み合わせて」行います。
もちろん鍼治療が怖いという方には、刺激を全くない状態で鍼をすることも可能です。
スーパーライザー
鍼灸治療と組み合わせスーパーライザー(東京医研社製 近赤外線直線偏光治療器)を使用します。
スーパーライザーは、光の中で最も生体深達性の高い波長帯の近赤外線(0.6μm~1.6μm)を高出力でスポット状に照射できる光線治療器です。
その効果はペインクリニックをはじめ婦人科、眼科、皮膚科、整形外科、各科で認められ、さまざまな医療現場で幅広く利用されています。
一つは、星状神経節という交感神経の束に照射することで、安全かつ神経ブロックと同等の治療効果が得られます。
肩こり以外でも、交感神経の興奮を抑えることは、自律神経の過度な緊張状態を抑えることから、鍼灸院へ来院される様々な症状(不定愁訴)に対応が可能です。
また、深達性という特徴を活かして、深部の血流を改善することが期待できます。
そのため、肩の辛い部位にも照射をしながら、改善をはかっていきます。
シングルユース
(ディスポ鍼)
使用する鍼は、シングルユース(ディスポ鍼) 使い捨ての鍼です。
エイズやB型肝炎・C型肝炎・メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が引き起こす院内感染が大きな問題となっています。
患者さんの血液や体液が注射針などの医療器具に付着し、注射針を誤って指などに刺した医師や看護師が発病するといったケースが報告されています。
私たちは、患者さんの身体を守り、私たち自身の身体を守る必要があります。
このような危険を減らすために、当院の医療器具のディスポ-ザブル化(一回使用し廃鍼)を徹底、医療機関の注射と同じ基準で、当院では衛生管理を重要視しております。
使用済の鍼は、福岡の鍼灸師会で回収し、専門業者によって廃棄されます。
痛みのない鍼は
日本人の感性が
活かされた工夫
鍼治療で使用する「はり」は、先が注射針よりもずっと細く、皮膚に滑り込むように刺さっていくため、刺激が少なく痛みを感じにくい特徴を持っています。
また、鍼を刺す際に「鍼管(しんかん)」と呼ばれる筒状の道具を使うことで鍼が刺入される痛みを抑えられます。筒を使い鍼柄を指先で軽く叩けば、鍼先が瞬く間に身体に刺さります。
これは「管鍼法(かんしんほう)」と呼ばれる方法で、いつ刺されたか気づかない程です。当院ではこの方法を採用しています。
鍼は細く尖端は丸い
鍼治療が痛くないもう一つの理由に、鍼の太さがあります。蚊が刺す感覚を痛いと表現する方は少ないように、当院で使用している鍼も非常に細く蚊の口先とほとんど変わらない太さの鍼を用いています。
初診料
初診料 | |
一般 | 2,200円 |
学生 | 1,100円 |
治療費
治療費 | |
一般治療 | 5,500円 |
学生 | 3,300円 |
※土曜日・日曜日の診療の場合には別途+1100円頂戴いたします。
※価格はすべて税込み価格です
※現金以外にPayPayでのお支払いが可能です。
【支払い方法】
現金
クレジットカード
STAFF
早く行きたいなら一人で行きなさい。
遠くへ行きたいならみんなで行きなさい
![]() 遠藤真紀子 CEO (代表取締役社長) はり師 きゅう師 |
#2
遠藤彰宏
CDO
(最高デザイン責任者)
はり師
きゅう師
あん摩マッサージ指圧師
#3
竹永百華
はり師
きゅう師
#4
荻侑花
はり師
きゅう師
#5
岩佐ゆかり
はり師
きゅう師
歯科衛生士
#6
小坂知世
はり師
きゅう師
#7
福地弓子
元Cabin attendant
妊娠出産に必要な育卵鍼灸
妊娠・出産のために必要な卵子の質の向上
排卵・採卵前の約4か月前から準備
鍼灸✖️スーパーライザー
着床鍼灸・妊娠維持
「子宮血流の増加」「免疫能へ変化」
凍結胚移植1か月前より準備
移植前後の治療を含め
妊娠週数 8-12週の卒業を目指す
男性不妊のための鍼灸治療
椎間板ヘルニアによる
「痛み」「痺れ」を改善
ぎっくり腰・急性腰痛
鍼灸こそがぎっくり腰に対する
最高の治療
1-2 回の治療で改善
「膝痛」「変形性膝関節症」
「四十肩」「五十肩」
電気を流す美容はり
「全身の調整」×「美容はり」
田中はり灸療院のSpecial
逆子の鍼灸治療
突発性難聴の鍼灸×レーザー照射
内耳循環に集中させ改善を狙う
聴力固定までに行いたい
耳鼻科との併用療法