「驚異的な回復」
ぎっくり腰(急性腰痛)には
鍼灸治療(土・日曜日も診療)

 

ぎっくり腰についての鍼治療のダイジェスト

1)ぎっくり腰に対する鍼治療は、痛みの原因となっている筋膜に細い鍼を使うことで、微細な刺激を患部に行うことで改善を図ります。

2)平均2回の治療で9割の方が改善することが特徴です。
(ぎっくり腰は、骨盤が原因でも、猫背が原因でもありません。整体、骨盤矯正など無資格の方は治療行為も許されていません。)

3)鍼灸師は国家資格を持ち、だからこそ治療を許された立場にあります。
治療をして改善を目指すことはもちろんですが、医療者として“本当に急性腰痛(ぎっくり腰)なのか、”それ以外の病気は隠れていないか”、診察を行った上で治療を行います。

4)当院では年間100名以上の方が新患で「ぎっくり腰」を主訴で来院されます。
経験値が他の鍼灸院とは異なるため、様々なぎっくり腰のバリエーションに対応が可能です。

 

社会と共に生きる


患者さんの健康を守るため。
スタッフの健康を守るため。
社会を健康に保つため。

COVID-19と共存しながら、どう生活していくのか。
私たち自身もしっかりと考えながら
そして、社会環境に適応しながら
診療を継続していきたいと思います。

田中はり灸療院 一同

早期に動ける状態にし、
早期回復を促す

急性腰痛の治療で大切にしていることぎっくり腰の治療で大切にしていることは、
「急性腰痛」なのかどうか、「それ以外に何か優先すべき状況はないか」を知るために診察を行うということ。

ぎっくり腰の治療は、やさしい鍼で変化が起きていきます。

ぎっくり腰は、何も治療をしなくても平均2週間で治ると考えられています。

ではなぜ鍼治療をするのでしょうか。

まず、大切な知識として、腰痛のガイドラインにも記載されている『安静(入院させベッドでの絶対安静のレベル)は治りを停滞させる』ことを知ってください。

ぎっくり腰の場合、「安静=治りが悪くなる」ということが近年世界での研究で解かってきました。

鍼治療では、早期に痛みを減少させます。
一つの目安として、現在の痛みを10とした場合に、2回の治療で9割の患者さんが痛みが3以下になります。

痛みが減れば当然、自然に『動ける状態』になります。
その結果「安静を回避」することで、治癒までの期間を2週間から大幅に短縮させることに繋がる。

ぎっくり腰に鍼灸治療をする最大の目的は
「痛みを早期に軽減させる」
「日常での動きを取り戻す」
(痛みのために安静にしている期間を短くする)
結果的に、安静と比較して『早期回復』する。

この流れをしっかりと作ることです。
火事が起きて、ボヤの段階で火消しを行う。

これを丁寧に鍼灸治療で行っていきます。

 

 

ぎっくり腰と慢性腰痛
原因と痛みの関係

ぎっくり腰と慢性腰痛は同じ腰痛ではあるものの、大きな違いをもっています。
まず、「外側の円の大きさ」は「痛みの強さ」を表現しています。
左のぎっくり腰の方が動けない程の痛みであり、慢性腰痛と比較すると、円が(痛み)強いことがわかります。

しかし、原因を見てみると、ぎっくり腰というのは、筋膜に異常が起こり、急激な変化に対応するために痛みを出して身体に警告を出している状態なのです。

ぎっくり腰の原因は1つであり、痛みと比較して非常にシンプルな構造をしています。

慢性腰痛は、長年にわたって腰痛を抱えているため、まるで絡まった糸のように原因が複雑化していて、治療では一つ一つを紐解いていく作業が必要です。

ぎっくり腰の原因
「筋膜」

NHKスペシャル『腰痛・治療革命 ~見えてきた痛みのメカニズム”腰痛・治療革命 ~見えてきた痛みのメカニズム~』をはじめ、腰痛の原因の一つとして近年注目されているのが筋膜です。

当院の鍼治療はこの緊張した筋膜を適切に捉える、そして緩めるという手技が大きな特徴です。
筋膜を緩めると表現していますが、実は、筋膜を介して鍼の刺激を行っている。
というのが正しい説明です。

筋膜を緩めるなら、他の治療方法でもいいじゃないか。

となりますが、鍼は「刺す」という行為によって筋肉内部に侵入しながら「検査」「治療」を即座に行っていくため、
この点が全く他の治療方法が異なる点であり、鍼灸治療の特徴なのです。

ぎっくり腰で痛みにバリエーションがある理由

痛みや症状の違いは、「異常の起こっている筋膜の深さ」や、「その周辺に起こった炎症の波及」により変わってきます。
急性腰痛で特に多いのが、浅い位置で痛みが起こり、筋膜は一つ一つはサランラップを拡げたようなイメージで上下に広がっているので、
腰全体に痛みを自覚します。

治療部位となる多裂筋を痛めていることが多く。
この筋肉を傷めると前屈ができなくなります。

前屈は可能だが捻ると痛い、寝返りをうてないという場合は、広背筋など多裂筋と比較して外側の筋群を痛めていることが多いです。

腰と臀部が痛む場合には、体表から少し深いところに原因があると考えられます。
この時、痛みの原因が「腰」と「臀部」の2か所あるということは確かにあります。

ですが、同じ日に2か所を傷めるというケースよりも、原因は一つでありながら、2か所に痛みを発している。
これは、腰でも深い部分の「脊椎の周辺」にある脊椎洞神経などを介して、本来の悪い原因以外にも痛みを感じている(関連痛)と考えられます。

※関連痛は、他にも虫垂炎の際のお腹の痛みや、心臓の疾患では肩の痛みなど原因箇所とは異なるエリアに痛みを放散することを関連痛と呼びます。

そのため、「腰」「臀部」の痛みがありますが、腰を中心に治療を行います。
鍼の治療開始前は仮説段階です。
「ぎっくり腰以外の病気は考えにくい」
ならば「ぎっくり腰と想定して治療を開始する」

であるなら、原因は何か。
「腰のどの部位か」
「腰のどの深さか」

その仮説の精度を上げることで、治療の手数を最小限で効果を出す努力をしています。
この仮説と治療が全く異なる場合には、狙った反応が返ってこないので、再度検証を行います。

これが病院だと、多分「まずはこの薬で様子を見てください。」になる。
一体、何日様子を見たらいいのだろうか。こんなに痛いのに。

その期間をとにかく短く結果を出すことが、当院のぎっくり腰に対する鍼灸治療です。

当院が行き着いた
『治療効果を最大化する』
かつ
『デメリットをなくす』

現在、当院のぎっくり腰の鍼治療では、「今朝、ぎっくり腰を発症しました。」とお電話をいただき、発症からかなり早い段階で来院される方がほとんどです。
また、鍼灸治療は初めてという方が非常に多いことも当院の特徴です。

鍼治療をする場合には、ある鍼の刺激をした際の刺激の量を「1」とした際に、どれだけ効果が出るか個人差があります。

個人差があることが分かっていますので、刺激量はできる限り最小限にしたいと考えます。

これは、
A:鍼1の刺激に対して患者さんから返ってくる反応1
B:鍼1の刺激に対して患者さんから返ってくる反応0
C:鍼1の刺激に対して患者さんから返ってくる反応3又は5

鍼の刺激に対して異なる反応は、
「患者さんのぎっくり腰の重症度」
「患者さんの鍼に対する感受性」
(敏感さ、鈍感さなど)

に、それぞれ影響を受けます。

これらを安全に考慮しながら、治療効果を最大化して元の身体に戻すというのが私たちに与えられたミッションです。

それを実現するため当院でとっている行動は、
1回の施術料金 8,800円(初診料+治療費)をいただき、アフターフォロー(無料)で、一回余裕を持って治療を行っています。
※土曜日・日曜日の診療の場合(休日診療費+1,100円頂戴いたします。)

美容室を例にすると、パーマのかかり具合には個人差があるため、弱すぎた場合にアフターメンテナンスしてくれるサービスに近いと考えてください。

1回目の施術を発症した日の午前中に行い、夕方に2回目を治療するケース、
1回目の施術は発症当日、2回目の治療は翌日など様々です。

「出張中や旅行中のため、何時の飛行機に乗る必要がある。」など、患者さんの治療の目標は様々です。
可能な限り、その目標を達成する為にできる全てを安全に行います。腰部へ鍼治療を行う様子

ぎっくり腰を治療して
日々感じること

整形外科ではぎっくり腰に対する治療方法はもっていないため「今の痛みをどうにかして欲しい」のに、
その他の病気がないかを確認する目的でレントゲン検査をして、結果的に湿布と痛み止めを処方され帰宅となるケースが一般的です。
または、整体やリラクゼーションで施術を受けた結果、ぎっくり腰が悪化してしまい、その後に当院を受診する方も多く経験しています。

昨今では、ぎっくり腰の原因として『骨盤の歪み』『骨盤のズレ』『冷え』などをあたかも原因のようにうたっている広告を目にしますが、
仮に骨盤の歪みであれば、治療前後のレントゲン写真の変化を示すことができれば証明の一つになるかもしれませんが、そのような報告を全く見たことはありません。

また、無資格での治療による骨折などの事故も多く消費者庁に報告され、非常に危険な状況です。

(余談ですが、免許を持っている人には広告の制限があり、免許持たない無資格者には適用されないので、無資格者による広告を取り締まる方法がない。
治療行為を行うことに対し、医師法違反というものは現実的にはあります。)

ぎっくり腰の治療は、鍼灸治療よりも回復が良い治療は存在しない。

当院の治療を経験された方は「もっと早く鍼灸治療を知っておけば、以前のぎっくり腰で、あれだけ苦しまなくてよかった」

この「もっと早く知っていれば」これは患者さんにとっても重要な意味を持っていますが、
田中はり灸療院にとっても、日常的に機会損失を起こしていると考えています。

私たちは「ぎっくり腰なら鍼が一番」
この文化をしっかりと作っていきたいと思っています。

田中はり灸療院 一同

急性腰痛とそれ以外の腰痛 関係性

急性腰痛以外の腰痛と見分ける

田中はり灸療院で大切にしていることは、「急性腰痛なのか」「それ以外の病気による腰痛なのか」
これを見極める。
これは、以下に登場する「圧迫骨折」や「尿管結石」などを診断しているわけではありません。

大切にしていることは、
「今回の腰の痛みは、安静にしていても、あまりに痛い」
かつ
「痛みがどんどん増えていて、ピークがまだ見えていない」

ぎっくり腰は、横になっていても痛みはあるケースはあるが、圧倒的に動きに合わせて痛みが強くなるし、
「立ってしまうといいんです。」
「前屈すると痛みがきて、手を膝や太ももに添えないと前に屈めないです。」
「昨日のお昼に重たいものを持ち上げて、それから夜にかけて痛みが増え、今朝は昨日と痛みが変わっていないです。」
(すでに痛みは横ばいになっている=痛みはピークを迎えている)

圧迫骨折であったケース

当院で実際に経験した患者さんのケースを示します。
鍼灸院では、ご年配の方や長期ステロイド服用の方(リウマチなどの膠原病)で、「圧迫骨折の疑い」がある方を年に数例、経験します。
「整形外科に行ってレントゲンを撮ったけど、骨には異常が無かった。」
というケースでも、一度レントゲンで確認をしていたとしても
疑わしい場合には、もう一度整形外科を受診していただきます。
この時には、鍼治療をせずに整形外科を受診していただき「やっぱり圧迫骨折でした」というご報告をいただきました。

圧迫骨折の典型例は、尻餅を着いたなど明らかな外傷を受けた直後の発生です。
しかし、上記の方のようなケースとして、微細な外傷によって亀裂が入り、この間にレントゲンを撮影しても骨折を認めず、
数日経過する内に骨が崩れるような感じ、というものもあるのです。
例えが適正かわかりませんが、「災害の後に倒壊する恐れがあります。」というようなケース。
外部からの見た目ではわからないが、数日経過すると崩れるような。
骨粗鬆症が土台としてあることで、そういう変化も起こり得ることや、
痛みが継続している理由を探ると、どうも怪しいということがわかる。

尿管結石であったケース1

急性腰痛で鍼治療を行い、少しずつ痛みが和らぐものの、「通常の急性腰痛とは経過が異なる」

「翌日に排尿痛が強くなったため『尿管結石』を疑い泌尿器科を受診していただき、破砕術を受けて治癒」

この患者さんは当院に 50年以上通院している方です。
1歳になる前よりご両親と一緒に治療を受けたり、高校生の頃には学校帰りに通院して、後日ご両親が治療費を払うという形。
現在の職業は医師です。

そんな患者さんと
私「なんかおかしい。」
「でもぎっくり腰だと思いますね。」
患者「私もそう思います。」
「他は疑いにくい。」

って会話をしたぐらい、初期の症状の訴えはそっくり。

鍼治療に来院している時間内にはわからないケースも、確かに存在します。
この時に大切にしているのは、もしぎっくり腰以外であった場合には
「安静にしている時の痛みが増えたり、暑くもないのに冷や汗が出たりする。」という異常があるか。
「このような時はぎっくり腰という判断は無視して、病院を受診してください」
このようにお伝えするようにしています。

尿管結石であったケース2

またある時は、過去に当院でぎっくり腰を治療した経験がある患者さんが、「今回も同じような痛みだから、治療して欲しい。」と来院されました。
「同じような痛み」と患者さんは訴えている。

しかし、診察をするためにベッドに横になっても、痛みが軽減しない。
ぎっくり腰の時にベッドに横になっても痛みが軽減しないケースはあるものの、これはポジションの問題。
ぎっくり腰の原因となっている箇所の筋肉が緊張しているような場合は、お腹の下に枕を入れたり、横向きになれば痛みが治る。
「あっ、この位置なら痛み落ち着きました。」
となるぎっくり腰と比較して、この方の場合、痛みが落ち着くポジションがない。

「これは怪しい。」
「いつものぎっくり腰ではない。」と考えます。
「病院を受診してください。」
こういうケースで診察していただく医師を紹介し、そちらを受診していただきます。

結果、尿管結石でした。

「尿管結石」は、数年に1度の割合で経験をします。

私たちは診断をしたいと思っていません。
患者さんを治すことができるのか。
患者さんの身体で起こっていることを治すために他の医療にお任せしなければいけないのか。

ここを見極めています。

これが田中はり灸療院が持っている医療者として姿勢です。image84image85

 

 

腰痛のレッドフラッグサイン(赤旗徴候)

 

これは、鍼灸Osakaという鍼灸専門の雑誌で、座談会が企画されました。長野県松本市で開業されている医師の谷川浩隆先生。信州大学医学部卒業。医学博士。1998年から、整形外科の臨床をしながら精神科の研修を受け、その後、運動器疼痛をめぐる心身医学的アプローチの臨床と研究に従事、運動器疾患への新しい治療法「心療整形外科」を提唱している先生です。

ここ数年、NHKの東洋医学特集で一般の方でもご存知の方もいらっしゃると思いますが、東京大学医学部附属病院リハビリテーション物理療法部門粕谷大智先生、テラフィあけぼの橋長沼良和先生と対談させていただきました。

この時の企画としては、慢性腰痛が主です。
その中で、急性腰痛(ぎっくり腰)や慢性腰痛に関わらず、腰痛のレッドフラッグサイン(赤旗徴候)は一度念頭に置く必要があるというのが共通認識でした。
腰痛の原因に占める割合としては1%以下ですので、過剰に警戒する必要はありませんが、可能性があることを知っておいてください。
疑わしい場合には、早期に病院を受診、診察が必要です。

1.最近大ケガをした(高いところから転落した、交通事故にあったなど)
高齢者の圧迫骨折は、ケガから数日して痛むことがあります。
また交通事故などでは直後は興奮状態で痛みをあまり感じないこともあります。
2.痛みの進行が激しく、じっとしていても痛み、絶え間がない
ぎっくり腰の中には一部痛みが強くなるケースはありますので、総合的な判断が必要ですが、
“寝れいればいい”“立ってしまえばいい”のレベルを超えてじっとしていても痛む!
痛みが強くなるという症状があれば、要注意
3.夜間に痛み、楽な姿勢が探せない、動きと痛みが無関係
4.発熱、冷や汗がでる
5.腰だけではなく胸部も痛む
6.大きな病気、長期の薬物使用歴がある(癌の既往歴、長期ステロイド剤の使用等)
7.足にしびれや、麻痺がある
8.排尿や排便に異常がある

 

これらがある場合は、一度病院の受診をお願いしております。
また、当院の診察で疑わしい場合には、病院への受診を先にしていただき、その後治療をするケースもあります。

 

ぎっくり腰症例1
43歳 男性
急な運動と長時間の座位で発症

急性腰痛 2日前より発症 息子さんとドッヂボールをしたこと、もしくは長く座り過ぎたことが原因。以前にもぎっくり腰(急性腰痛の経験あり、1度入院経験もある)、その頃の痛みの方が強い。

所見:痛みの部位:痛みは両側(右>左)に広がっている。前屈時に痛み。安静時痛なし。下肢痛、臀部痛なし。局所の熱感(なし)

考察:以前の急性腰痛よりも痛みは軽く、また安静時痛もないことから、急性腰痛を第一選択として治療をして良いと判断。両側に痛みが広がっているが、痛みの範囲(上下)は限局されていることから痛みを発症している筋肉は限定的と判断。治療の反応をみながら、治療部位を随時対応を行う。

治療1. 1番鍼で刺入置鍼5分
治療2. 2番鍼で、手技鍼(腰部のみ)
治療3. 座位にて、2番鍼で手技鍼

治療前に10だった痛みが、0又は1に軽減したため治療終了。
※その後、奥様も腰痛で通院され、非常に喜ばれている。

コメント)
急性腰痛は、鍼灸治療が扱う症状の中でも即効性があり、治療効果の高い症状の一つです。当院に急性腰痛で来院されるほとんどの方が、1度の通院で治療を完了しています。
(再び急性腰痛を半年、1年後に発症し来院する方の後日談や、現在はメールなどで翌日からの経過を確認)。1度の治療で効果を発揮できる理由としては、アクセルとブレーキの使いわけを考えています。鍼治療では攻めるべきポイント、待つべきタイミングがあるためです。この使いわけが私たちが誇れる武器だと考えています。どうぞ、期待して来院いただきたいと思っております。

ぎっくり腰症例2
39歳男性
工事現場で、窮屈な環境で、
荷物を持ち上げた際に発症

急性腰痛 4日前より 工事現場で電気の配線工事を行うため、配線を狭い場所で持とうと試みた際に発症。 以前にもぎっくり腰(急性の腰痛)は経験があり、過去の痛みと同程度。

発症2日目 他の鍼灸院へ行くも変化なし

発症4日目 当院来院

所見)安静時痛(ー)、歩行は可能、動作時に痛み(前屈が特に厳しい)、過去に同様の痛み(+)

考察)急性腰痛を発症して、痛みにあまり変化がないまま経過中。鍼灸治療を一度他院で受けるも変化がないことから、
①患者さんの状態がよほど悪い
②一度目に受けた鍼が上手ではなかった

①の可能性について
急性腰痛で患者さんの状態が悪い場合 筋・筋膜性の腰痛ではなく、尿管結石や血管性も頭の片隅にあることは必要だが、安静時痛はなく、緊急性を有するような状態ではない。

②の可能性について
「鍼灸治療の経験が浅い、もしくは固定観念があるなど適切な治療の方法を知らない治療者もいるであろうことから、急性腰痛で何も変化が出せないということは、技術的に問題があると考える。」ということを治療前に患者さんご本人にお伝えする。

治療)
①寸1-1番鍼で置鍼
直後すでに起き上がりが楽
②寸1-1番鍼 手技鍼
前屈が可能となり、歩行がスムーズ(自然に歩ける)
③寸3ー2番鍼 置鍼

これなら明日仕事に行けます、というところまで回復したため治療終了。

ぎっくり腰症例3
41歳 女性
くしゃみをした際に
激痛となり当院へ来院

急性腰痛 昨日から少し腰に痛みを感じていたが、本日くしゃみをした際に激痛となり、当院へ来院。
所見)歩行はできるがぎこちない。(痛みのために普段の可動域がないため、不自然な動き)
安静時痛はない。
左の腰と左臀部に痛みがあり、右は痛みなし。
熱感(ー)

考察)痛みの発症から時間が短いため、現状から判断するには情報量が少ない。
①炎症状態はあまり強そうな印象は受けない。
→痛みの訴え方、熱感なし、痛みの時間的な推移
②左の臀部の痛みについては、腰部を治療すれば治るのか、臀部の治療の追加が必要かを治療の中で判断。

治療)腰部 寸1-1番鍼 置鍼
→直後から痛みが半減し、動きが改善、臀部に痛みが残る
腰部 寸1-1番鍼 手技鍼
→腰部の痛みは軽減、臀部変化がないため臀部に治療を追加
臀部 寸2-2番鍼 置鍼
→痛み腰部、臀部ともになくなったため治療終了

コメント)この後の経過をFACEBOOKのメールを使って確認をする。
鍼灸治療の帰宅後に再度、少し痛みを感じたが、全体としては落ち着いている。
「動ける範囲で動くように指示。」翌日が日曜日ということもあり、
「もし起床時痛みがあれば往診も検討しますから、遠慮せずに言ってください。」と伝える。

翌日  痛みは少し残るものの、問題なく動ける
2日後 ほとんど痛みを感じない

「回復曲線に乗れていると思います。そのまま治っていくでしょう。」
治療終了。

 

初診料

 初診料
 一般 2,200円
学生、未就学児 1,100円

 

治療費

治療費
一般治療6,600円
高校生・大学生3,300円
中学生1,650円

 

※価格はすべて税込み価格です
※初回の治療費で、来院後3日以内の治療費は無料でアフターメンテナンスをさせていただきます。
これは、安全に治療効果を最大化するための当院の治療方針です。
※土曜日・日曜日の診療日の場合には、別途+1,100円頂戴いたします。

【支払い方法】
現金

クレジットカード


日本の鍼は
「やさしい」

 

日本の鍼は「細い」
日本の鍼尖は「丸い」
日本の鍼は「やさしい」

日本の鍼灸の道具としての特徴として、中国の鍼と比較すると非常に細い鍼を使用するということがあります。
当院では、セイリン社製のディスポ鍼(使い捨ての鍼)0.16mm(直径)×30mm(長さ)という鍼を使用しています。
毛髪と同じような太さです。150913-0010

0.10mmという直径は、毛髪や、蚊の口先と同じようなサイズ

私たちの技術が活かされるために安定した品質が必要ですが、田中はり灸療院では静岡県に本社があるセイリンさんの鍼を使用しています。

セイリンさんの鍼のおかげで、私たちは今日も治療することができています。

セイリンさんは、日本でいち早く使い捨ての鍼を作ったメーカーです。
それにより「患者さんの安心・安全」「鍼灸師の安心・安全」を守りながら鍼治療をすることが可能です。

セイリンさんの鍼の特徴として、「鍼尖(鍼先)が丸い」

注射の鍼は、先端が鋭利になっている。
これは、皮膚から侵入して、薬液を注入できる構造であれば良い。

一方で、私たちは、「はり」をただ刺すのではなく、刺した先の情報を意識しながら、
「筋肉や筋膜が固いのか、柔らかいのか」
「鍼によって変化は生じているか」
「痛みを感じていないか。」
「心地よく刺激できているか。」

患者さんの微細な変化を確認しながら治療する。

鍼先は、鋭すぎても貫通してしまうため、理想的な鍼を実現するためには、膜を捉えるための「丸み」が必要です。

日本の鍼は痛みがない理由
江戸時代に登場した「管」を使う鍼法

鍼を刺す際には、日本式は、鍼管というプラスチックの筒を使用する管鍼法という方法で鍼を行います。

プラスチック製のこの管を皮膚に軽く押し当てることで、プラスチックで押圧されたエリアは、痛みを感じにくい環境(痛覚閾値の上昇)を作ることが可能。
また、プラスチックの管の圧が皮膚を刺激しているため、その情報が鍼が入ってくる情報よりも大きいため、鍼が入る瞬間の痛みは気がつかない。

(遠藤彰宏,米山榮ほか『管鍼法の切皮痛緩和のメカニズムの研究1』第66回(公社)全日本鍼灸学会学術大会東京大会にて発表)

その他当院で治療している専門分野


男性不妊のための鍼灸治療

造精機能を高め精子の数と運動率の向上へ


椎間板ヘルニアによる
「痛み」「痺れ」を改善

mRIで見つかる異常とのギャップ
局所炎症を改善

 


ぎっくり腰・急性腰痛

鍼灸こそがぎっくり腰に対する
最高の治療

 1-2 回の治療で改善


「膝痛」「変形性膝関節症」

変形の程度と膝の痛みは比例しない
滑膜の炎症を抑える

 


「四十肩」「五十肩」

それぞれの時期に合わせて
「治療」や「リハビリ」を指導

 

電気を流す美容はり

「全身の調整」×「美容はり」
田中はり灸療院のSpecial

 

逆子の鍼灸治療

 エコーを使って胎児の位置を確認

 

突発性難聴の鍼灸×レーザー照射

内耳循環に集中させ改善を狙う
聴力固定までに行いたい
耳鼻科との併用療法

顔面神経麻痺「Bell麻痺」「Hunt症候群」

顔への適切な指導とリハビリの徹底

 


耳鳴りに対する鍼灸治療

「内耳」×「自律神経」×「認知行動療法」