自律神経失調症

そもそも自律神経って何?

自律神経は自分の意志とは関係なく、働く神経です。心臓や胃腸、血管、内分泌、汗腺など全身の働きを24時間コントロールしてくれています。

 大きく分けると日中に「戦う」ときに反応をするのが「交感神経」。
「戦う」という表現は、現在の社会には必ずしも適さない言葉かもしれませんが、元々人が動物であり、狩猟民族という性質上わかりやすい表現はやはり交感神経は「戦う」。

現在は、日中に仕事をしているときなど活動をしている時には、基本は交感神経が優位になっています。

一方で、戦いから返った自分の安全な場所では心も身体も落ち着かせ回復に努める。
この時に優位に働くのが「副交感神経」。

「優位」に働くという言葉を使用しているのは単純に「昼は交感神経」「夜は副交感神経」っていう綺麗な線引きができるものではなく。
全自動で、チューニングをしてくれている精密機械のようなもので、外側の変化に合わせて瞬時に対応をしているのが自律神経。

目の前に大好きなアイドルが登場して「ドキドキする」。
今日は上司に嫌なことを言われて「ムカッとなる」
同僚から美味しい差し入れをもらって「ほっとする」
夜にスマホでメールをしていたら、「明日、人前で話すことを思い出し急に緊張してくる」

日常生活の中では、時間に関係なく色んなことに対応するために、働いているのが自律神経です。
当たり前のことが当たり前に働くことがどんなに凄いことか。

健康でいるときには意識することさえない。

そんな機能が自律神経の凄いところです。

なんらかの症状が出ている方が、このWEBをみているはずですので、
「どうやって健康な状態にしていくのか」
「鍼灸治療には何が期待できるのか」
「当院で行っているスーパーライザーって何をしてくれるのか」

できるだけわかりやすい表現を使って解説していきたいと思います。

皆さんが、健康で充実した生活をできるように、しっかりサポートをさせていただきたいと思います。

田中はり灸療院 一同

 

 

社会と共に生きる


患者さんの健康を守るため。
スタッフの健康を守るため。
社会を健康に保つため。

COVID-19と共存しながら、どう生活していくのか。
私たち自身もしっかりと考えながら
そして、社会環境に適応しながら
診療を継続していきたいと思います。

田中はり灸療院 一同

 

 

 

 

 

 

自律神経失調症ってどんな病気?

 

自律神経のバランスが崩れると、さまざまな症状が全身に現れます。


「肩こり」
 「頭痛」 「疲労感」「めまい」 「不眠」「冷え」 「下痢」「便秘」「食欲不振」生理不順」

これらは自律神経失調症の方ではよくある症状の代表です。
本当に多彩な症状を持っています。

「すべての患者さんにいえることは病院にいくけど大きな異常は見つからない。」
ということです。

例えば「生理不順」子宮内膜症など生理不順の原因となるものが見つかる場合には、これは自律神経失調症と呼んではいけないし、
「めまい」のときに、併せて「聴こえにくい(聴力低下)」という症状があればこれは「メニエル」かもしれないので、病院にいく必要がある。

自律神経失調症の場合の特徴としては、
「疲労感」、「不眠」、「冷え」だけがあるという一つだけの症状があるということは少なく。

「最近なんだか、疲れが抜けない(疲労感)し、夜も眠れない(不眠)。
それとなんだか最近、冷えが気になるようになってきた」

こんな訴えになります。

症状の変化も「天候」や「仕事の忙しさ」「生活状況」によって症状の現れ方が違うのも特徴です。

自律神経失調症の症状も言葉で表現すれば、「肩こり」「頭痛」「めまい」「生理不順」などと表現されますが、
症状の強さは個々の患者さんで異なり。
症状の強い方は、仕事ができない、学校へ行けない、家事ができない・・・など
日常生活に大きな影響を与えます。

症状があるにも関わらず、身体に異常がないと言われてしまうことで、逆に不安を大きくなってしまう方がいます。
自律神経失調症は、精神的負担と身体的負担の両方をケアしていく必要があります。

道具としての鍼灸の特徴

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痛みのない鍼は
日本人の感性が活かされた工夫

鍼治療で使用する「はり」は、先が注射針よりもずっと細く、皮膚に滑り込むように刺さっていくため、刺激が少なく痛みを感じにくい特徴を持っています。

また、鍼を刺す際に「鍼管(しんかん)」と呼ばれる筒状の道具を使うことで鍼が刺入される痛みを抑えられます。筒を使い鍼柄を指先で軽く叩けば、鍼先が瞬く間に身体に刺さります。

これは「管鍼法(かんしんほう)」と呼ばれる方法で、いつ刺されたか気づかない程です。当院ではこの方法を採用しています。

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鍼は細い

鍼治療が痛くないもう一つの理由に、鍼の太さがあります。
蚊が刺す感覚を痛いと表現する方は少ないように、当院で使用している鍼も非常に細く蚊の口先とほとんど変わらない太さの鍼を用いています。
日本の鍼は注射針と比較しても薬液を通す(注射針)、通す必要がない(鍼)ことで、鍼灸治療の鍼は細い。
また、「はり治療」という言葉は同じでも使用する鍼が日本の鍼と中国の鍼でも違いがあります。
鍼治療は間違いなく中国から日本に伝わってきた治療方法で、600年代には朝鮮半島を経て日本に伝わってきました。
その後律令制度が整えられる中で、鍼博士,鍼生という医療職が設けられます。

その後、江戸時代に入って鍼を細く作る技術が発達し、鍼管もそのころに登場し、日本人が持っている感覚。
鍼を受ける側の繊細な身体、鍼をうつ側の繊細な技術。
今の日本の鍼の形はこの頃から変わっていません。

その後、昭和に入って大きな変化は衛生学の発達や、技術的な発達により使い捨ての鍼が作られるようになりました。
当院では、国産(静岡本社)のセイリン社製のディスポ(使い捨て)鍼を使用しています。

鍼の先は実は丸いというのもマニアックな知識ですが、「はり」は「鍼」と書いたり「針」と書いたりもできますが、日本は「鍼」が良く使われ、中国は「針」を用います。
「金」に「感」という文字は、鍼を通じて相手の状態や変化を「感じとり」ながら治療する方法です。
皮膚や、筋肉を介して治療をしていく際に、繊細な操作をしていきますが、その際「鍼先が鋭いと必要なポイントを簡単に貫いてしまう」。
一方で、「鍼先が丸いと適度に抵抗を感じることができ、鍼先の情報もつかみやすくなります」
これは、鍼の材質や、鍼の太さ、鍼先の形状などにより変化するという鍼灸師やメーカーのこだわりが詰まっている要素です。

鍼治療

鍼灸治療は、手足や背中など体表から刺激を与えて治療をしていく治療方法です。
生理学の言葉を使うと「体性ー内臓反射」,「体性ー自律神経反射」という考え方です。
身体の外(体表)から刺激を行って、目的のところを変化させていく。(内臓反射)
その時に「体表」と「内臓」を連絡している橋が「自律神経」です。
体表から刺激をすることで、この自律神経の不調を改善させていく治療が鍼灸治療です。

体表から刺激を行うという点では、マッサージ・指圧も一つの刺激です。
ご自身でツボを押していただくことも症状の程度が軽いときには効果がある方もいますし、
鍼灸治療をして症状が軽くなってくると、自分でする指圧などの刺激でも効果を実感できたりします。

ここで鍼の特徴としては、あえて一度鍼で組織に微小な損傷を与えながら治癒力を引き出すという治療方法だという点です。
私が患者さんに説明をするときには、私自身も、患者さんも症状が改善していくので、「鍼灸治療は良い刺激をしている」という表現を使います。

「症状が改善しているから、良い刺激である」

これはたしかに一つの考え方です。

もう一つ「細胞という視点」からみると、細胞にいきなり巨大な鍼が侵入してきます。
「これは何かに襲われた!」
「緊急事態だ!」
「身体は防災ベルを鳴らし、働くことを休んでいた細胞に動員をかけます」
鍼の損傷は、本当の危機的な損傷とは異なるため、結果的に動員をかけられた細胞たちは本来の力を発揮するようになり、自律神経の機能が回復していきます。

「自然治癒力を引き出す」という言葉の中で、私たちはこの組織損傷を起点にしながら回復力を出す。

そんな鍼灸治療を私たちも今でも毎日感動しながら治療を行っています。
「鍼治療に感動をする」
「身体本来もっている機能に感動する」
「症状が改善していく喜びに患者さんと一緒に感動する」
いい治療だと思います。

灸治療

体表に行う刺激は、鍼以外にもお灸を使います。
お灸は、体表に灸点紙というシールを貼って行います。
灸点紙を使うの特徴としては、中央部分が「必要な熱は伝える」かつ「火傷はつくらない」という性質をもっています。
その灸点紙の上に「お米サイズ(米粒大)」や「半分のお米のサイズ(半米粒大)」にもぐさをひねり据えていきます。

もぐさは、よもぎの葉っぱの裏の繊毛を集めて乾燥させたものです。
お灸は、もぐさの「大きさ」×「捻る強さ」×「燃焼率」によってきまります。

※燃焼率は、円錐に成形したもぐさを上から「8割」「9割」「10割」燃やすかによって熱量をコントロール

みなさんにするお灸は、「気持ちいいんですね」「熱いっていうよりも温かい」っていう感覚が伝わるようにお灸をしていきます。


自律神経失調症は、長くかかって症状が出ている方が多いため、1回、2回の治療で症状は軽くなるものの、完治とはならないのが特徴です。
そのためお灸は、自宅でも「せんねん灸(台座灸)」という方法を自宅でもしていきながら、症状を変化させていきます。
身体を一緒に変化させていきましょう。
「お灸は自宅でできるんだろうか?」
「熱くないかな?」
「ツボはわかるかな?」
これについてもしっかり自宅でできるように指導させていただきます。
「お灸を自分でもしてみたいです。」という方は、来院時にお伝えください。

SUPERLIZER

当院ではSUPER LIZER(東京医研社)近赤外線(直線偏光近赤外線療法)を鍼灸治療に合わせて併療しております。
まず、この治療方法はペインクリニックで行われている星状神経節ブロックという治療方法が元になっています。
星状神経節ブロックは頚部にある3つの交感神経の集まっているところ(神経節)のうち、最下部は星のような形に見えることから星状神経節と呼ばれていますが、ここへ麻酔科医が注射を行うと、交感神経が抑制されて全身の血流量に変化を及ぼすことや、それぞれの主訴が緩解が見られるという治療方法です。
この時、星状神経節ブロックは場所の問題から「肺尖部を傷つけて気胸を起こす」「神経を傷つけて、上肢に痛みやしびれを起こす」など技術がある先生なら問題はないが、技術的な差が生じることや、麻酔科医以外のドクターが臨床に安全に応用するために開発されたのがSUPER LIZERです。

そのため、SUPER LIZERは多くの大学病院や開業医の先生方、痛みを扱う整形外科だけではなく、内科、婦人科、皮膚科など多くの疾患・症状治療で活用されています。

SUPER LIZERの特徴

深達性:近赤外線は身体の中に一番深くまで届く光です。
星状神経節へ照射:で交感神経を抑制し、全身の血流を向上させる
深部の血管へ照射:局所循環の改善を狙う。
(難聴時の内耳へいく蝸牛動脈や、不妊治療の際の卵巣動脈など)

照射局所の抗炎症作用
直線偏光処理した光は傷を早く治す力がある。
(円形脱毛症や床ずれなど)

深達性

体内の水に反応しない特殊な光を放出することで、深部の神経節に照射(SGR:星状神経節近傍照射)を行うことで、星状神経節ブロック(SGB)と同様の反応を引き出すことが可能です。

スーパーライザーの周波数帯解説の図

スーパーライザーによる治療の図

過剰ストレスによる緊張を
ときほぐす

スーパーライザー星状神経節照射(SGLまたはSGR)によって副交感神経の働きが高まり、リラックス効果が得られます。
これで、ストレスや不規則な生活によって出ていた自律神経失調による症状が改善します。過剰ストレスによる交感神経緊張は、徐々に時に急激に身体に影響を及ぼします。
ストレスに気づいてはいても、対処法が見つからないという方が多いのではないでしょうか?ストレスは生活習慣病のリスクとして極めて重大なものです。生活習慣病を発症しないためにも予防が大切です。

全身で血流が良くなります

血行を良くする副交感神経に直接アプローチするため、照射が終了して15分後でも血行が良い状態が続きます。
血行が悪い所には栄養や酸素が届きづらく、創傷治癒が遅れ、免疫力の低下、老廃物の代謝も阻害され老化が進みます。
スーパーライザーで手足だけではなく、胃腸などの内臓や脳を含めた全身の血行を良くしておくことは、今ある症状を取り
除くことだけでなく、将来の病気の芽を摘むという予防医学効果もあります。

星状神経節照射後の手と顔の温度変化
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初診料

 初診料
 一般  2,200円
学生、未就学児  1,100円

 

治療費

治療費
一般治療 5,500円
高校生・大学生 3,300円
中学生 1,650円

※価格はすべて税込み価格です
※現金以外にPayPayでのお支払いが可能です。