早く行きたいなら一人でいきなさい
遠くへ行きたいならみんなでいきなさい

私たちが創業73年が経過したこの鍼灸院で
チームとして患者さんの期待に応え続けること

「伝統(アート)」×「科学(サイエンス)」
鍼灸院の新しい形を創造し続ける

私たちがどんな思いで集まったのか
どんなことをしてきたのか
どんなことをしていきたいのか

それぞれの一面をご紹介させてください

#3

竹永百華
熱いハート
Coolな鍼灸
気配りの中に光る男前な一面


熊本県出身
はり師
きゅう師
福岡医療専門学校 鍼灸科卒業

 

鍼灸の力を活かして
頑張る人の力になりたい

懐かしい、高校生時代。私はサッカー部のマネージャーをしていました。

毎日練習に励む部員が体の痛みや故障を抱えた時、「もっと自分が力になれればいいのに!」

そう思ったものです。

そして、自分自身が交通事故で負った怪我と苦痛。

この体験が私の鍼灸師としての原点になっています。

痛みを抱える人、辛い症状に悩んでいる人が、少しでもその問題から解放されたら、

もっと快適に毎日を送れるはず!

もっと幸せに人生を送れるはず!

私自身の体験から、そう思っています。

 

体の痛み、不調が続いている・・・

元気が出ない。活力がわかない。

そんな風に悩んでいるなら、遠回りをして欲しくない。

もしかしたら「今」、鍼灸治療にできることがあるかもしれない。

1人でも多くの人に「鍼灸」という治療の選択肢があることを知ってもらえたら。

日々、そんな思いで治療に臨んでいます。

 

女性を支える力になりたい!

小さな力ではありますが、1人の女性として、鍼灸師として、女性を支える力になれたなら。

年齢を重ねるごとにその思いが強くなります。

妊娠・出産を望む女性のサポートとして、育卵、着床、妊娠維持等の妊活鍼灸にも力を注いでいます。

私自身にまだ出産経験はありませんが、女性の妊活鍼灸チームの1人としてチームのスタッフとともに、

知識のアップデートを重ねながら妊活の鍼灸治療に取り組んでいます。

 

他にも痛みやこりなどのお身体の治療や突発性難聴、顔面神経麻痺など、様々な鍼灸治療を担当しています。

妊活の治療も他の症状も、目の前の患者さんに対して、今日の自分ができることは何か。

今できる最善は何か。私たち鍼灸師は常にそれを考えながら、治療と向き合っています。

 

治療を通じてたくさんの方々と出会うのですが、治療をしながらの会話の中で

自分が経験している以上の、その方の人生での体験やその方の考えに触れる機会があります。

患者さんの治療をしながら、私の方が元気や学びをいただいているように思います。

 

皆さんに安心して診療を受けていただけるように。

当院に来られた時にはゆっくり体と心を休めていただけるようにと思っています。

「患者さんの伴走者として全力でサポートをしたい!」

「全ては、患者さんの生活の質の向上と未来のために」

当院としても、私自身としても、質の高い治療を提供するために、知識と技術を磨き、

1人でも多くの方のお力になれるように成長し続けようと思います。

 

遠藤真紀子からみた
竹永百華の魅力

竹永は、腰痛や肩の痛みなどの一般的症状の鍼灸治療を行いながら、
女性の妊活のための鍼灸治療を、私と岩佐と共に3人で担当しています。
私たち3人はチームとして一緒に学び、治療をしてきました。

令和2年5月には、私の「産休」と「育休」に入る期間が発生しました。

それまで3人で担ってきた不妊治療をしばらくの間、竹永百華と岩佐ゆかりの2人で行うことになりました。
「受け持つ患者さんの数が増える」「治療に入ったことがない方の治療を引き継ぐ」
そこに対応するためには「短期間に更なるレベルアップを果たす」が必要でした。

さらに先へ進むために自分に必要な知識と経験を吸収する。
この時の彼女の成長は、それまで私たちが計画していくプランと比較して、
想像以上の成長スピードでした。
それをみていると、成長は当たり前のように錯覚をしてしまう。
とても頼もしい鍼灸師です。

鍼灸師としての竹永は、患者さん思いの優しさと、プロとしての意識の高さを持っています。

患者さんに起きている「不」(不妊・体の不調)を的確に捉え、その問題の原因はどこにあるのか?
を追求しながら治療に集中する冷静さ。
患者さんの信頼に応えるために、知識も技術にも努力を続け、成長の歩みを止めません。

患者さんの言葉や想いに共感して一緒に笑ったり、一緒に涙をこぼすこともある。
「1人でも多くの人を鍼灸治療を通して支えていきたい」という力強い思い。
鍼灸という仕事を愛し、プロとしての仕事を追求している。

スタッフや患者さんからの信頼も厚い、とても頼もしい存在です。

遠藤彰宏からみた
竹永百華の魅力

竹永と私の役割は、その時その時の状況によって変化する。

目の前の患者さんを意識しながら、少し鍼灸院を俯瞰してみれる人です。
多くの鍼灸師ってどんどん自分と患者さんの二人の世界に入っていきます。

でも、その治療の質を高めるために後ろで支える必要がいる。

この鍼灸院でも、竹永と働きはじめた当初と今でも働く人数が違うため、役割がどんどん変わってきている。
この役割を変えられる人が、私たちのような小さな組織には必要なんです。

竹永の成長って本当にワクワクします。

私自身が、一緒に働く仲間と比較して竹永の魅力を挙げるなら「質問力」なのかもしれません。
「これってどういう意味ですか?」
って質問は誰もがします。

そこから自分が納得いくまで「探求していく」。

頭が整理されて自分の中で納得解が得られるまで、モヤモヤしている。

これが私に対してだけではなく、各所で毎日起こっています。

この質問力と探求って実は、探偵のようで、患者さんが起きている症状から原因を見つけ出す犯人捜しにとても似ている。

原因と結果
論理性を高める


これは竹永と私で担当する顔面神経麻痺について二人で勉強をはじめた時の竹永のメモです。
一つ一つの単語や事象を一つの付箋に書き出していくこと。
意味のわからない言葉は、どんな言葉か調べる。

次に、原因と結果に付箋を並べ替えながら、つなぎ合わせていく。

これは論理的に考えるツール「ロジック・ブランチ」という思考ツールですが、
このツールは、田中はり灸療院が全員が共通認識しているツールです。

この時に、自分たちが理解するために繋げていくワークと。
もう一つ患者さんの理解できる言葉に置き換えていくステップ。

竹永と作りあげる「ロジック・ブランチ」は本当に楽しい時間です。

自分が納得するまで突き詰めていく。
自分が納得するまで調べる。

少しずつ知識が増えると互いに議論ができます。

病気がどんなふうに起こっているのかを学んだり。
患者さんの訴える症状から原因を分析したり。

この顔面神経麻痺で行っていった工程を、不妊治療の分野で行ったのが昨年です。
調べなければいけない情報量が多すぎて、本当に大変な量です。

この努力を「患者さんのために」ってやり続ける姿勢が本当にかっこいい。

どんどん彼女の成長によって、患者さんも私たちも巻き込まれていく。

竹永の存在によって、自分たちが勝手に作ってしまっている「常識」
「私の中の常識」
「田中はり灸療院が持っている常識」
「皆さんからみた鍼灸」
「皆さんからみた鍼灸師」

一緒に壊していって、
新しい未来を描いてみたいと思います。

想像するとワクワクしています。

 

 

STAFF

 

#1
遠藤真紀子
はり師
きゅう師

#2
遠藤彰宏
CDO
(最高デザイン責任者)
はり師
きゅう師
あん摩マッサージ指圧師

#3
竹永百華
はり師
きゅう師

#4
小坂知世
はり師
きゅう師

#5
福地弓子
Cabin attendant