お灸教室を開催!田中はり灸療院inbeehivedeluxe

お灸教室を開催!田中はり灸療院inbeehivedeluxe

2021.11.11(木)に赤坂のTHE BEEHIVE DELUXE-HAIR DRESSING SERVICE-をお借りしてお灸教室を開催して参りました。
コロナの陽性の方が減っている状況とはいえ、慎重に開催をするために、

第1部、第2部と2回に分けて開催し、合計9名の方が参加いただきました。

小坂知世の視点

「どうしよう!久しぶりに贅沢な時間」

ある参加者様から溢れた言葉です。
お灸をするということは、一般的なイメージでは「温めること」が強いと思います。
もちろんそれはそうなんですが…

・お灸で温まると私達の身体はどうなるの?
・「温めて血行改善」だけじゃない驚きのパワー

そんなお話をしながら、ワイワイと自分のツボを探しお灸をすえる、なんとも心地の良い会になりました。

その他にはこんなお話もしながら…
・東洋医学的にみた心身の柱「気・血・水」
・経絡、ツボって一体なに?
・モグサの原料は身近なあの薬草
・「休む」ためには準備が必要
温める事自体はお灸でなくても簡単に出来るのですが、あえてお灸を体験していただくなら、しっかりとした知識を得て納得した上で生活に取り入れて欲しい。
それも難しくなく、ここで知ったことを思わず誰かに話したくなるような気軽さで。

そんな皆さんの顔を思い浮かべながらいつも準備しています。

「知らなかった!お灸ってすごい」
「これまでの体の変化に納得がいった。」
「自分の身体の日々の変化を感じてみたい」
という声もいただきました。

出来るだけ分かりやすくお伝えしたかったんですが話し出すと90分はあっという間。

私のお灸教室でのお願い事は2つ。

「自分を大切に労る、お灸するその瞬間は自分の心と身体に意識を向ける。」
そして
「自宅に帰ってから、大切な人にもお灸をしてください。人を癒やすことは、自分を癒やすことになるから」

今回もお灸教室が終わった後に、
「家族にお灸するならどこが良いか」「どんなお灸が合うか」
色々な方にご相談いただき大変嬉しかったです。
皆さん大事な誰かのことを思い浮かべてくださっていたんですね。

皆さん、色々あるんですよね。

明るくキラキラしていても
怒ってばかりでも
大きな声で笑っていても
静かに悲しんでいても
忙しそうに飛び回っていても
誰とも話したくなくても

何かしらトラブルを抱えていたり
逆に自分には何もないと思っていたり

だから頑張る。その方が楽なんです。頑張るのには慣れているから。

お灸をするときその一瞬だけでも、矢印が自分の身体と感覚に向く。
灯る火をみつめて、香りに集中して、火傷しないように手先に集中したり
そんな瞬間は多分頑張れないので、降参してリラックスしてもらいます。

だから、冒頭の参加者の方の言葉「どうしよう!」は、私にとってとても嬉しい言葉でした。

拙いところもまだまだありますが、温かく、思いやりにあふれた空間を作っていただきました
広子さん、参加者の皆さまとの素敵なご縁に心より感謝申し上げます。

荻侑花の視点

お灸教室はもちろん、 院の外に出て何かをするというのは 初めての経験でした。
鍼灸院では普段、患者さん1人に対して自分1人で治療を行います。

今回は、いつもの環境とはまた違った状況で、大勢の場で言葉を発することがなかなか無い自分には、緊張の連続でした。

お灸のイメージはなんとなくあっても、よく分からない方が多いのが現状です。

今回のお灸教室では
「どうやって艾ができたのか」
「どのような効果があるのか」
「ツボの場所」など
お灸の魅力をたくさんお伝えできたのではないかと思います。

参加者さんの中にはお灸をしたことがある方、ない方、様々な方がいましたが
「知らなかった〜」「そうなんだ〜」の声が連発!
みなさん喜んで帰っていかれました。

私自身も普段鍼灸院で治療をしながら、鍼やお灸の魅力を日々感じながら、治療をしています。
ほんとに奥深い。
まだまだ学ぶことばかりです。

講師ってただ話をしているだけのように見えて、実際自分が話したことはほんの少しですが、とてもパワーのいるものなのだと実感しました。
小坂先生は本当に凄い。
準備から講師まで、かっこいいの連続です。

私がこの院にいて本当にいいのだろうかと思うくらい、チームのみんなは本当に凄い。

もっと頑張らないといけないなと痛感する毎日です。

今回のお灸教室に参加して、とてもいい刺激をもらいました。

また日々の治療を頑張りたいと思います。

田中はり灸療院から見た裏側

田中はり灸療院としてお灸教室を開催するのは、75年も事業を継続していますが初めてのことです。

お灸教室をするノウハウをもっていない。
講師は苦手だ。
鍼灸院の外にでていきたくない。
そもそも忙しくて出ていく時間がない。

言い訳をすれば数えきれない程、「できない理由」を列挙できます。

自分が苦手であっても、それが得意な人と組むことで、できることが増える。

できる人をみていると簡単そうにするんですが、本当に地道な作業だと思います。

お灸教室に参加する方には、わかりやすく資料を作成しますが、これが非常にわかりやすい。
「お灸してみたいっ♪」って思っちゃうんです。

後は、女性がつくるデザインなのか。
小坂が作るデザインだからなのか。

「デザインがやさしい」

「綺麗とか」「かっこいい」とかではなく。

参加する人の顔を想像しながら作られている。

「やさしい」

あとは、普段から一緒に働いていても感じることですが、
今回のプロジェクトを任せた小坂、荻の作る空間もやさしいなぁって思っていつも見ています。

私自身はお灸教室の現場に立ち会えていませんが、二人が今回のお灸教室で作った空気感って
みなさんきっと大好きだと思います。

鍼灸のイメージって少しだけ柔らかくなりませんでしたか?

コロナの影響で、私たちは人と人が触れ合うことの大切さを再認識し、
そして、誰と貴重な時間を会うのか選ぶようになりました。

そんな中、THE BEEHIVE DELUXE-HAIR DRESSING SERVICE-の上野広子さんやスタッフの皆様に普段から良くしていただき。
また今回、はじめてお会いできる方々と同じ時間を過ごせたことは、本当に嬉しい限りです。

またお灸教室を開催したり、THE BEEHIVE DELUXEで出張治療をしたりしますので、どうぞよろしくお願いします。

#1
遠藤真紀子
CEO
(代表取締役社長)
はり師
きゅう師

#2
遠藤彰宏
CDO
(最高デザイン責任者)
はり師
きゅう師
あん摩マッサージ指圧師

#3
竹永百華
はり師
きゅう師

#4
荻侑花
はり師
きゅう師

#5
岩佐ゆかり
はり師
きゅう師
歯科衛生士

#6
小坂知世
はり師
きゅう師

#6
福地弓子
Cabin attendant

#7
髙田良子
受付/事務
当院で30年勤務
どんなに昔の方からお電話をいただいても
「〇〇さんお久しぶりですね」
この安心感に私たちは支えられています。
当院のレジェンド。