精子力を高める日常生活の心がけ

精子力を高める日常生活の心がけ

不妊治療を目的に当院に来院されるの方の多くは女性ですが、男性不妊の鍼灸治療を求めて男性お一人やご夫婦で来院されることもしばしば。

過去のブログは不妊治療、特に女性のことについてお話しさせていただいてますが、今回は精子のために日常で工夫できることをお伝えできたらと思います。

精子のために
睾丸の温度を下げよう!

精子を造るための睾丸の最適な温度は33度前後で、睾丸は体温よりも低く保たれています。

睾丸の温度が摂氏1度上昇するだけで、健康な精子の生産量が最大40%減り、37度を超えると死滅するといわれます。

体温より低い温度が最適な理由はわかっていませんが、温度が上がる事で精子のエネルギー源となるミトコンドリアのエネルギー不足等所説あります。

この事から睾丸の温度を下げる事が推奨されています。

精子に良い生活を送る為には?

密着する下着をはかない
睾丸が身体(36.5度)に密着すると、温度が上がります。締め付けがなく、通気性の良い下着を選びましょう。

 

膝上でノートパソコンを長時間使用しない
パソコンの熱で睾丸が温められ、精子形成にマイナスの影響があります。

電源の入ったノートパソコンを膝の上に置いて1時間座っていた被験者は、陰嚢の温度が平均で摂氏2.6度から2.8度上昇するという結果が出ました。
※ニューヨーク州立大学ストーニー・ブルック校研究より

研究段階ですが、パソコンからの電磁波も精巣に有害と言われています。

 

サウナは適度に
サウナが造精機能に及ぼす影響について研究した論文があります。

摂氏80度~90度、湿度20~30%のサウナに15分間、週に2回3ヶ月入ってもらい、サウナ開始前後で精子を比較しました。

精子濃度と精子数は優位に低下し、サウナ中止から3ヶ月で半分、6ヶ月後サウナ前の数値に戻りました。

 

禁煙する
喫煙は血の巡りを悪化させます。タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、全身ひいては睾丸の血流も悪くなります。

血流の悪さは勃起不全に繋がります。

 

ロードバイクには長時間頻繁に乗らない
前傾姿勢になるロードバイクはサドルが男性器の近くの会陰部(ペニスの付け根と肛門の間)に当たり、股間の血流が悪くなります。

長時間のライディングは前立腺の炎症を招く恐れもあり、炎症で精液中に白血球が入りこむと無精子症を引き起こす可能性もあります。

 

「デュタステリド」「フィナステリド」が含まれる育毛剤は使用しない
この2つの成分を含む育毛剤は男性ホルモンの働きを阻害し育毛効果を発揮します。

フィナステリド服用中止前後で精子の数が11.6倍に増加していた調査があります。

 

長期間の禁欲は続けない
フレッシュで質の良い精子を保つために最低でも2~3日に1回は射精をお勧めします。

精子の状態は日々変動し、その時々で同じ人とは思えない位に検査結果が変わります。

射精しない日が続くと、作られた精子はどんどん溜まっていきますので状態の悪くなった精子の量も増えていきます。

状態の悪い精子は、新しく作られた精子にダメージを与えると言われています。

精子が作られ受精可能な状態になるには約74日かかるといわれています。

長い目で見て普段の生活から見直してみましょう。

当院では男性不妊の治療も行っておりますのでご相談ください。詳しくはHPをご覧ください。

(岡田弘『男を維持する「精子力」ブックマン社』より引用)
サウナへの曝露が人間の精子形成に影響を与えるという画期的かつ分子的な証拠
男性不妊患者におけるフィナステリドの使用:精液とホルモンパラメータへの影響

男性不妊のための鍼灸治療(造精/射精機能)

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