採用情報
当院では、通年に亘って鍼灸師のご応募を受付けています。
ただし、応募の方が当社の社風に合う方で、かつ、その方に適した職席が弊社の空席として存在する場合に限っての採用とさせていただきます。
採用面談を希望の方、ご質問のある方は、下記担当者までメールをお送りください。
募集職種 | 女性鍼灸師(はりきゅう師・はり師) |
勤務地 | 福岡県 |
給与 | 当社規定による |
採用担当 | 代表取締役社長 遠藤彰宏 |
メール | info@tanaka-harikyu.jp |
はじめまして、田中はり灸療院の代表 遠藤彰宏です。
この度、鍼灸師の採用募集を開始しました。
少し長くなりますが、私たちがどんな鍼灸院で、どんな挑戦をしてきたのか。
そして過去よりももっと大切な未来をどう描いているか。
このあたりをご理解いただいた上で、お互いに良い関係で働けることを願ってこの文章を書いています。
素敵な出会いになりますように。
自分が見た鍼灸
私、遠藤彰宏は、1982年生まれで、18歳の高校卒業後に森ノ宮医療学園の鍼灸科へ入学
21歳ではり師・きゅう師の免許を取得しています。
はり師・きゅう師の免許取得後は、朝から夕方までは「はり師」「灸師」として勤務しながら
京都の佛眼鍼灸理療学校の夜間部に通学し、あん摩マッサージ指圧の免許を24歳で取得。
その後はすぐに結婚し、田中はり灸療院に勤務しています。
田中はり灸療院は、妻・遠藤真紀子(旧姓田中)の実家の鍼灸院です。
この鍼灸院は1948年に開業し、現在で開業75年を迎える鍼灸院です。
皆さんは、75年ってどんなイメージを持ちますか?
外から見える鍼灸院のイメージはもしかしたら、
「老舗だから固定の患者さんがいる」
「老舗ならではの秘訣があるのではないか」
「鍼灸は口伝の時代が長く続いたので、その歴史を踏まえて門外不出のものがあるのではないか?」
少なくとも私が外から見る老舗の勝手なイメージとしては、そのようなイメージでした。
実際にそういう話題をふられることもあります。
老舗だから経営がうまくいっている。
卒業して数年で開業は難しい。
開業している鍼灸師さん、勤務している鍼灸師さんで、どこかに転職したいと考えている方は
何かの限界や壁を実感している方ではないかと思います。
もちろん、学生の方は壁にぶち当たっているわけではなく、
この業界に対するイメージや、先輩の卒後やSNSの影響で、世の中はこういう感じか・・
という不安がメインになっているかもしれません。
15年間で私がこの鍼灸院で学ばせてもらったことは、
鍼灸の技術的なもの。鍼灸師としての生き方。
初代、2代目から教えていただいたことはたくさんあります。
名前をあげたらきりがないぐらい沢山の鍼灸師の先生方にもお世話になり、育てていただきました。
もう一方で、自分を育ててくれたのは、外の世界の方。
全く違う業種の方たちが社会課題を解説する中で、どのように挑戦し、目標に近づけていくのか。
「現在の社会にどう適応していきますか?」
「どうやって、新しい価値提案をし続けますか?」
外から見ても、なかなかわからないものですが、
時代にあった鍼灸院へチューニングすることや、
次の時代を目指した鍼灸院の土台を創る。
それらの課題一つ一つを、乗り越えている。
これは鍼灸師としての仕事というよりも、会社を営むものとしての課題でした。
鍼灸専門
今、皆さんが鍼灸をしている時間は一日のうちにどれくらいありますか?
整骨院で働く、マッサージをしたり、リラクゼーション、整体など
働ける場所はいくらでもあります。
診療報酬や、業界の売り上げを見ても、社会のニーズとして、すでに市場があるので
仕事としては成立します。
生活のために今の業を行なっている、と答える方もいると思います。
そんな時代にも関わらず、当院は鍼灸しかおこなっていません。
私自身も、共に働くスタッフも、鍼灸師として働けることが嬉しい。
鍼灸治療ができる環境。
患者さんが鍼灸を求めている。
その患者さんの期待に応える。貢献できる喜び。
求人を探して当院に辿りついた方は、
鍼をしたい。灸をしたい。
鍼灸治療で、患者さんに貢献したい。役に立ちたい。
治療者として、もっと成長していきたい。
そう考えている人だと思って私はこのメッセージを書いています。
自分が鍼灸師になった新卒時。
一緒に傍楽(働く)仲間から聞く卒後の同級生の現状。
鍼灸師として働いている人の割合は何%でしょうか?
鍼灸のみで働いている人の割合は何%でしょうか?
皆さんが鍼灸師を目指した時の理想はもっと違ったはずです。
皆さんが悪いというより、この業界の何かが欠けているという問題意識を、少なくとも当院は持っています。
「これは私たちが問題意識を持っている」のであって、業界に対する批判ではないということはご理解ください。
考えている「制約(ボトルネック)」が異なる場所にあったり、それに対する行動は別なところにあったりしても構いません。
あくまでも主観的な未解決な社会課題として「教育」「雇用」の問題があると考えています。
鍼灸はもっと人に喜んでもらえる仕事のはず。
鍼灸師がベッドサイドで患者さんと過ごす時間は、もっと価値のあるものにできる。
ボタンをかけ違えているだけで、鍼灸はとてつもない魅力を持っている。
これは私たちが自分に投資してきた時間だけではなく、仲間と過ごすことで見えてきた確信です。
まだまだ理想には程遠いが、
いい仲間と出会い、新しいことを創造できたなら、鍼灸はもっと面白いところに行ける。
そう私たちは信じています。
技術者の錯覚
私自身も鍼灸師ですし、鍼灸の業界しか知りません。
ですので、この技術者の言葉には、私も含まれています。
鍼灸って楽しい
鍼灸は凄い
鍼灸は面白い
ってずっと思っています。
「では世の中に出ている鍼灸の受療率はなぜあんなに低いのか?」
2代目の田中正治がよく言っていたのは、
「鍼灸の技術が良いレベルに到達すれば、自然と患者さんが集まってくる」
私もそう教わりました。
論理的に考えてみたいと思います。
現状は患者さんが目の前に溢れていない(結果)
では、この現状は「私には技術がない」(原因)と言えるのでしょうか?
もし技術があるという状態ならば、患者さんは思ったように来院してくれるのでしょうか?
また、その技術とは、いつ、ある基準に達するのでしょうか?
どの程度まで達したら、患者さんの来院の流れが変わるのか。
この時に言えることは、世の中の競争が変化していない中で、
自分自身の技術が成長することによって、他よりも優位性が増した際に、患者さんの流れが変化する。
そういう理解なら、もし「技術が上達する」なら結果として「患者さんは増加する」という論理も通るのかもしれません。
決して技術を軽視しているわけではありません。
提供できるレベルの技術があることは当たり前のことです。
私たちは鍼灸のプロフェッショナルです。
プロフェッショナルという定義は分かれると思います。
ただ、技術を磨くことと同時に必要なことは、
自分たちの技術や成長、価値に合わせて洋服を着せ替えて価値提案をし続けること。
その上で、「鍼灸」「鍼灸師」「鍼灸院」が患者さんに関わることで、感動体験を生み続けること。
その価値提案の形は、20代の技術者の私は持っていない視点でした。
そこから、もう10年以上模索しながら、今の形になっています。
10年をやってみて思っていることは、
自分たちが成長してから、患者さんにその価値を知っていただき、
患者さんに喜んでもらうまでの時間は確実に短くなっているということ。
逆子の方には28週近くで来院して欲しい。
顔面神経麻痺や突発性難聴は発症初期に治療を開始したい。
不妊治療は20代から始められたら理想的。
ぎっくり腰は、発症して30分〜1時間で来院してもらえたなら。
どんどんこの理想に近くなってきています。
技術者の弱み
有難いことに、たくさんの尊敬できる鍼灸師の先生に出会えてきました。
出会う先生それぞれ、その方なりのこだわりがあり、技術も知識も磨き続けている先生ばかりです。
ただ、数字には強くない。
雇用するということは考えない。
この人のような鍼灸師(治療者)になりたい、という鍼灸師には出会えると思いますが、
こんな経営者になりたい、と感じる鍼灸師に出会うことは、もしかすると稀かもしれません。
もちろん、学会という学術の場で経営の話をするわけではないし、そこは接点が生まれにくいのかもしれません。
また、整骨院を経営している人とは日常が違いすぎるので、この中に良い経営者の人がいるかどうかは、私には分かりません。
義理の父が引退した時、20代の私は「鍼灸院を存続させるにはどうしたらよいか」と考えてはみたものの、現状のお金の流れが掴めません。
お金の入りと出はもちろん、見ればわかります。
しかし、このビルは償却資産で、改装工事をしていて、何が修繕費で、何が減価償却なのか。
この治療の機械は何年で償却なのかどうか。
今の現状に対して、どこに投資をするのがよいのか。
自分たちの給与はいくらが適切で、社員の給与はいくらにしたら良いのか、などなど。
先に会社がお金を使い、どうやって毎月の経費、毎年の経費を未来のために考えていくのか。
このあたりの数字が読めない限り、必要なタイミングで「戦略」を、「戦術」を、計画することすらできません。
鍼灸院で働く全員が数字を読める必要はないが、1人は読める人間が必要。
当院の現状としては、毎月の数字がどうなっているか、月毎に分かる、という状態です。
会社としては当たり前だし、世間でも当たり前です。
では、鍼灸院はどうでしょうか?
雇用を生み出す
私と妻の2人で鍼灸をするということは、実は簡単です。
私が一生懸命鍼をする。
妻が一生懸命鍼をする。
必要なところは協力する。
一緒に鍼灸院をしても良いし、
別々に鍼灸院をしても良い。
ここで簡単というのは、自分の頑張りなんて自分でどうにかなるものだから。
「自分の鍼灸は信用できる」って鍼灸師の方は多いと思います。
自分は、自分のやってきた努力と、自分の感覚と、自分の経験によって、
今、目の前の患者さんに何ができるのかを考えて行動をする。
自分のすることは何とでもできる。
簡単という言葉はそういう意味で使っています。
私たちが雇用をスタートさせたのは6年前でした。
最初は1人の雇用からスタートしながら、
「どんな成長をするのか」
「何を教える」「どこは待つのか」
「情報共有の形はどうするか」
「どこを介入するのか、しないのか」
「どこまでを任せるのか」
「どんな基準で成長を図るのか」
21歳の新卒の鍼灸師もいれば、30代の社会人経験者。
卒後、鍼灸師としての開業経験有りなど、皆、様々。
それぞれの個性に合わせて指導方法も介入方法も全然違う。
今、次の段階へ来ているのは、
育てる側の人数が増えてきていること。
「個」が成長すると同時に「組織」が成長する。
チームとして何ができるのか。
これは個人の鍼灸院と全く異なるところです。
全員でスクラムを組んだ時に、どんな化学反応が起こせるのか。
個々の能力が高まってきて、全員でさあ行こうっていう意識は持ちながら、
自分が推定している潜在能力と、現在地という点で、
ここからどう爆発させるかといった段階にあり、一緒に内側で混ざってみたい方、こんな鍼灸院があるのかっていう驚きと、自分の人生をかける場所がある。
そんなことができる鍼灸院を一緒に創りませんか?
ベースとなる土台は、すでに仲間と作っておきました。
何を掛け合わせるか
それぞれの状況によって、現在の問題点は違うと思います。
なので、これが当院で身に付きますということは断定しにくい。
自分自身の鍼灸師としての生存確率って何%でしょうか?
一人ではできないことを、他者の協力と能力を掛け合わせることで
新しいことができる。
鍼灸の業界以外では当たり前に起こっている変革が、鍼灸の業界ではまだまだ起きていない。
週に数回しか勤務できないんです。
だけど鍼灸の仕事が好きなんですっていう方。
鍼灸院を開業して一生懸命仕事をしてきたけど、
まだ自分の描いた未来に近づいていない中で、新しい何かを探している方。
開業しながら働く方法を探しませんか?
これは今回の雇用とは違う話ですが、一緒に働かない方法としては、私たちを雇用するという方法もありだと思います。
鍼灸学校を卒業して整骨院に就職したけど、
マッサージしかしてさせてもらえていないという方。
副業が可能な職場なら一緒に働けるかもしれないなぁって思います。
最後に当院で大切にしている言葉
「早く行きたいなら一人で行きなさい 遠くへ行きたいならみんなで行きなさい」
良い出会いになることを楽しみにしています。
田中はり灸療院 遠藤彰宏
こんな仲間と働いています
早く行きたいなら一人で行きなさい。
遠くへ行きたいならみんなで行きなさい
#1 遠藤真紀子はり師 きゅう師 |
|
#2 はり師 |
|
#3 |
|
#4 |
|
#5 |
当院で専門性を持っている疾患
妊娠出産に必要な育卵鍼灸
妊娠・出産のために必要な卵子の質の向上
排卵・採卵前の約4か月前から準備
鍼灸✖️スーパーライザー
着床鍼灸・妊娠維持
「子宮血流の増加」「免疫能へ変化」
凍結胚移植1か月前より準備
移植前後の治療を含め
妊娠週数 8-12週の卒業を目指す
男性不妊のための鍼灸治療
椎間板ヘルニアによる
「痛み」「痺れ」を改善
ぎっくり腰・急性腰痛
鍼灸こそがぎっくり腰に対する
最高の治療
1-2 回の治療で改善
「膝痛」「変形性膝関節症」
「四十肩」「五十肩」
電気を流す美容はり
「全身の調整」×「美容はり」
田中はり灸療院のSpecial
逆子の鍼灸治療
突発性難聴の鍼灸×レーザー照射
内耳循環に集中させ改善を狙う
聴力固定までに行いたい
耳鼻科との併用療法
顔面神経麻痺「Bell麻痺」「Hunt症候群」
多彩な自律神経症状
つながる
Twitter、facebook、Instagram
公式アカウントのご案内
[instagram-feed user=”tanaka_acu”]
FOLLOW ME
BLOG
READ MORE