めまい

 

はじめまして、田中はり灸療院の遠藤彰宏です。
田中はり灸療院に来院する「めまい」の患者さんの特徴は、
1)突発性難聴発症時に、めまいを生じている方
2)めまい発症後耳鼻科へ通院しているが、いくらか軽減しているが、すっきりしない方

当院で治療を開始する前に、めまいが
「なぜ発症したのか」
「現在どういう状態にあるのか」
「鍼灸治療に何ができるのか」について

このWEB内では、できるだけ一般の方にわかりやすい表現になるよう努めております。
わかりにくい点や、お身体についてはお気軽にお問合せください。

■突発性難聴(発症後1か月以内)でお困りの方はこちらも参考にしてください。
(田中はり灸療院の突発性難聴ページへリンク)

めまいとは

めまいは大きな分類としては、
『回転性眩暈(vertigo)』,『浮遊感(dizziness)』が代表的である。

『回転性眩暈(vertigo)』,「外界が自分の周りをまわっている,もしくは空間の中で自分が回っている」と定義され,「頭がぐるぐる廻る感覚」という遊園地のコーヒーカップで廻りすぎた後のような症状や,『浮遊感(dizziness)』は,「ふわふわする」これは足元が不安定なところを歩いているような感覚に近い表現を訴える方に多く出会います。

めまいは,患者さんが正確に表現することは難しく,医療者側がめまいの性状や、病歴、身体診察を行うことで、丁寧に分類をする必要があります。

『良性発作性頭位変換眩暈症(BPPV)』の診断基準

A.症状
1.特定の頭位変換によって回転性あるいは動揺性のめまいがおこる。
2.めまいは数秒の潜時をおいて出現し,次第に増強した後に減弱ないし消失する。めまいの持続時間は1分以内のことが多い。
3.繰り返して同じ頭位変換を行うと,めまいは軽減するか,おこらなくなる。
4.めまいに随伴する難聴,耳鳴,耳閉塞感などの聴覚症状を認めない。
5.内耳神経(第Ⅷ脳神経)以外の神経症状がない。

(引用文献:『めまいの診断基準化のための資料診断基準 2017年改定』Equilibrium Res Vol. 76(3) 233~241,2017)

めまいと随伴症状と推定診断の関係

患者さんの症状 初期診断
聴力低下なし+一時的な回転性めまい 良性発作性頭位変換眩暈症
聴力低下なし+持続的な回転性めまい 前庭神経炎
聴力低下あり+一時的な回転性めまい メニエル病
聴力低下あり+持続的な回転性眩暈 迷路炎

 

その他に
「いつめまい感が生じるか」
・早朝の特徴的
・頭を動かしたとき

「他の神経症状」
・筋力低下
・発語困難
・複視(ものが二重に見える)

 

めまいの治療