【福岡市在住の30歳の女性】
500円で受けれる
AMH検査

福岡市が私たちの未来の健康を応援する新しい取り組みを始めました。

それが 「福岡市プレコンセプションケア推進事業」 です。

この取り組みでは、将来の妊娠や出産を考えているかどうかにかかわらず、30歳の女性は500円でAMH検査を受けることができます。

このAMH検査が30歳の女性にとってなぜ大切なのかご紹介します。


AMHってなに?

AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、卵巣内の小さな卵胞から分泌されるホルモンで、卵巣にどれくらい卵子が残っているか(卵巣予備能) の目安となる指標です。

女性の卵子は生まれたときにすでに数が決まっており、

胎児期 約500万~700万個
出生時 約200万個
初経の頃 約30万個

その後は、毎月一個ずつ卵子は排卵されるのではなく、1ヶ月に1000個ほど減少していくと言われています。

恒常的に卵子は消失し、排卵・月経・不妊治療などにかかわらず減少していきます。

どうして卵子が早くなくなるのか、どうしたら卵子の減少を防げるのかは分かっておりません。

この減り具合は人によって差があるため、AMH検査で「今の自分の状態」を知ることができるのです。


30歳で受けることに意味がある理由

1.早めのサインに気づける
AMHが低い場合、「早発卵巣不全(POI)」の可能性があります。
早めに気づくことで、卵子凍結など将来の妊娠に備える選択肢やライフプランを考えることができます。

2.生理不順の原因が見つかるかも
逆にAMHが極端に高い場合は「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の可能性もあるため、排卵障害や月経不順の背景を探る手がかりになります。

3.ライフプランの参考になる
検査結果は医師と相談することで、キャリアや結婚、妊娠・出産の計画をより現実的に立てるための貴重なデータになります。


AMH検査のメリットと注意点

【メリット】
・500円という手軽さで、卵巣予備能の目安を知ることができます。(自費診療の場合は5000〜8000円、体外受精などの保険診療で1800円が目安)

・月経周期に影響されないため、時期は気にする必要はなくいつでも検査が可能です。

【注意点】
・AMHでわかるのは「卵子の数」の目安であり、「質」を直接測ることはできません。

・値が低い=妊娠できない、高い=安心、という単純な話ではないため、医師との相談が大切です。

だからこそ、結果を医師と一緒に正しく解釈することが大切です。

福岡市の制度概要

福岡市公式ホームページより作成

「プレコンセプションケア」で
未来の自分を考える

プレコンセプションケアとは、将来の妊娠や出産を考えているかどうかにかかわらず、若い世代の男女が、自身の身体や健康と向き合うためのヘルスケアです。

福岡市のこの取り組みは、 「未来の自分への投資」 です。

この機会に、自分の体を知り、パートナーや大切な人とライフプランについて話し合ってみませんか?

(文責 竹永百華)

参考本
データから考える不妊症・不育症治療 希望に応える専門外来の診療指針 編集:竹田省、田中温、黒田恵司
福岡市公式ホームページ

 

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はり師
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はり師
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#6
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