不妊鍼灸「福岡天神の不妊専門鍼灸院」
鍼灸&レーザーで妊娠を促す/育卵・着床・妊娠維持
当院の役割
“着床率の向上”
“妊孕力の向上”
“妊娠の維持”
「妊活」「不妊」
言葉の難しさ
はじめまして田中はり灸療院の遠藤真紀子です。
『妊活には鍼灸がいい』
『不妊治療には鍼灸がいい』
『妊娠して出産がしたい』という共通した目標を持っている皆さんに鍼灸は何ができるのでしょうか?
鍼灸治療によってできることもある。
一方で、鍼灸治療は万能ではありません。
もう一つ、妊娠希望の方の背景もまた、個々に大きく異なります。
どんな違いがあるかというと
『妊娠を希望してからの期間』
『治療段階(一般不妊、体外授精、不育症、着床前検査、男性不妊など)』
『これまでの治療経験や結果』
『年齢』
『社会環境』
『家族関係』
私たち田中はり灸療院は、鍼灸院という枠、鍼灸師という枠を私たちで作って閉鎖的になるのではなく、
「生殖医療の中で、鍼灸にできることがある」医療者というスタンスを貫いてきました。
その視点から考えても、「妊活=鍼灸がいい」「不妊=鍼灸がいい」
そんな単純なものではありません。
他の鍼灸院や、他の妊活に関わるものと、是非比較検討をしてみてください。
どこを選択するかは、患者さんご自身に委ねられています。
“妊娠をしたい”
このWEBもページを見ている多くの方が、どうすれば「妊娠」「出産」をできるのか非常に悩まれています。
当院に来院する患者さんの割合も近年益々、妊娠希望の方が増加しています。
患者さんが抱いている疑問について丁寧に解説していきながら、結果に結びつけていきたいと思います。
多くの方が抱かれる疑問が
1)そもそも鍼灸って効果があるんだろうか?
「そもそも鍼灸治療を受けたことがない方にとっては、鍼灸治療そのものが未知なものです。
鍼灸ってなんで効果があるかわかりにくいですもんね。」
2)鍼灸が効果があるというなら、不妊治療にも鍼灸は効果があるの?
「鍼灸は受けたことがあるなど、痛みに対して効果があることは理解されている方もいます。
でも、不妊治療には効果があるの??そんな疑問をお持ちの方も多くおられます。」
3)スーパーライザー(LLLT)って何?
「当院では、鍼灸治療と併用して妊娠希望の方には必ずスーパーライザーを併用しています。
高度生殖医療施設でも使用されているこのLLLTについても、妊活にどんな効用があるのか知っていただきたいと思います」
4)”鍼灸院はどこにいけばいいの?”
「その上で、鍼灸院をどう選んで行くのか。」
「どこを選べばいいのか」
ありきたりの言葉を並べるのではなく。
私たち「田中はり灸療院」が何を皆さんに提供できるのか。
不妊鍼灸について「鍼灸×スーパーライザーにできることは何か」を丁寧に説明していきたいと思います。
各WEBページの紹介
採卵をこれから行う方
タイミング・人工授精段階
「育卵鍼灸&スーパーライザー」
凍結胚をお持ちの方
「着床に向けた鍼灸治療」
関連WEB:
着床時に行う鍼灸・レーザー併用治療について
男性不妊でお悩みの方
「精子の数」「精子の運動率」
関連WEB:
精子の数の上昇・質の向上について
高度生殖医療の発展と鍼灸
鍼灸治療は、日本には600年代に中国から入ってきました。
もう日本でも約1400年鍼治療を行われているわけですが、体外受精時に鍼を併用するという不妊治療に対する鍼灸治療は鍼灸の中でも新しい分野です。
そもそも1978年に世界初の体外受精児であるLouise Joy Brown氏が英国で誕生して生殖医療の分野は、 40年で革新的な技術開発がなされてきました。
不妊治療に関しての鍼灸治療を行っている先生は、全国でも本当に少数でした。
名古屋の鈴木裕明先生(明生鍼灸院)が
『 子宮内膜形状不良患者に高度生殖医療と鍼灸治療を併用した57症例 』
共同研究:竹内病院トヨタ不妊センター所長(現 おち夢クリニック名古屋院長)越知正憲先生
『 中リョウ穴刺鍼が不妊症患者の子宮・卵巣血流に及ぼす影響 』
共同研究:竹内病院トヨタ不妊センター(現 俵IVFクリニック院長)俵史子先生
明治国際医療大学臨床鍼灸医学Ⅱ北小路博司先生
明治国際医療大学臨床鍼灸医学Ⅱ(現 明治東洋医学院専門学校)
本城久司先生
『陰部神経鍼通電療法は採卵結果を向上させるか』
こういった研究が土台となり高度生殖医療の分野で鍼灸治療を行う鍼灸院が登場してきます。
不妊治療に対する鍼灸治療を行っている鍼灸院が増えた一方、本当に信頼できる鍼灸院がどれだけあるのか?
鍼灸院のレベルはあまりにも差がありすぎること。
あまりにもひどい鍼灸院があることが転院される患者さんからが耳にします。
このままでは問題があるという危機意識から中村一徳(なかむら第二針療所), 徐大兼(アキュラ鍼灸院)、三瓶真一(三瓶鍼療院)が中心となり不妊鍼灸ネットワークを結成し、
現在は、JISRAM(一般社団法人日本生殖鍼灸標準化期間)という団体に発展しています。
遠藤真紀子、遠藤彰宏がこのJISRAMに所属し、日々研鑽しております。
関連WEB:
JISRAM会員一覧
生殖医療に関する医学情報
×
鍼灸&レーザー
主な参加学会、研究会等 |
JISRAM『一般社団法人日本生殖鍼灸標準化機関』 |
日本生殖医学会 |
日本レーザーリプロダクション学会 |
日本不妊カウンセリング学会 |
全日本鍼灸学会 |
鍼灸SL研究会 |
中村一徳先生 私塾 |
生殖医療に関する情報について、学会や研究会に参加することで、常にアップデートし続けています。
すべてに共通しているのは
“再現性のある科学的な手法を目指す”
“現在の日々進歩する生殖医学の中で、
鍼灸治療を科学の視点をもって再評価し続ける”
という点にあります。
令和3年8月には日本レーザーリプロダクション学会で研究発表を行いました。
これまで鍼灸の学会で発表を行う機会はありましたが、初めて医師・看護師・胚培養士が中心となる学会で発表をさせていただきました。
この半年は当院ではこの学会発表に向けて全員でチームとなって取り組みました。
過去の患者さんのカルテを全て抽出してデータを検証する作業。
ようやく一つの形にすることができました。
日本産婦人科学会の報告(赤)と比較して、着床率の向上を認めました。
特に、35ー39歳のところで着床率に差が出ていることがわかります。
鍼灸×レーザーの狙い
“着床率の向上”
すでに採卵を行い「凍結胚」を持っている場合に行いたいのが、胚移植前後に鍼灸治療とスーパーライザーの併用療法です。
これから採卵を控えている方も
人工受精の段階の方
自然妊娠を希望されている方も
そこに至る過程がそれぞれの方で違いますが行き着く先の着床というメカニズムは同じです。
「体外受精時に、鍼灸治療を行うことで、鍼灸治療を行わない場合と比較して、着床率が高くなる。」
この着床率が高くなるという結果をもとに考察していきます。
医学の場合には、先に結果が出ていて、後からその理由を考えるケースがあります。
不妊治療に対する鍼灸治療の研究は、その積み重ねです。
「子宮への血流を上がることが良いのだろう」
「子宮の内膜の厚みを出して、着床できるになっているのではないか」
なら「体調を整えて、受精卵を迎えいれられる状態にしましょう」
ここまでがこれまでの鍼灸院の考え方でした。
鍼灸治療、スーパーライザーの研究は少しずつ医学会に登場しています。
(鍼灸の限定した学会ではありません)
数秒という短時間の照射では神経細胞膜の脱分極を、
数分以上の長時間連続照射では過分極を引き起こす
【外部リンク】(「低反応 レベル レーザを用いた神経興奮 ・代謝調節」片岡洋祐ら)
このメカニズムを利用して、
星状神経節にスーパーライザーを照射すると子宮のNK細胞が減少する。
【外部リンク】「直線偏光近赤外線による星状神経節近傍照射が生理機能・免疫機能に与える影響」孫立衆など
北海道大学大学院医学研究科リハビリテーション医学 , 日温気物医誌第66巻3号2003年5月)
NK細胞が減少するって書いてあると途端にわかりにくいですよね。
「NK細胞」は免疫系に大切な細胞
「NK細胞の減少」は、NK細胞を消滅させたわけではありません。
移動をしたと考えています。
その免疫系に星状神経節の照射が影響していることがわかった。
ここで簡単に説明すると、「子宮の血流をよくする」こと「免疫能を変化させて受精卵を受け入れやすくする」
この二つに影響を与えていると覚えておいてください。
着床前に鍼とスーパーライザーをするといい。
関連WEB:
着床時に行う鍼灸・レーザー併用治療について
体外受精を試みるもうまくいかない
鍼灸✖️レーザーでの「育卵治療」
「過去に胚移植を行うが着床しない」
「受精卵が育たない」
このような場合に、じっくり5日に1回のペースで治療を最低3ヶ月行うことで、「卵の質の向上を狙う」のが育卵治療です。
“妊孕力の向上(育卵治療)”
鍼灸治療を行い始めると、どのタイミングから妊娠数が多くなるのか。
ここをJISRAMの中村一徳先生が過去に鍼灸&レーザー治療前後の「胚盤胞到達率」と「妊娠率」を発表され、3ヶ月以降に優位に上昇してくること。
また、2021.8の日本レーザーリプロダクション学会で、『鍼灸レーザー併用療法の効果の整合性〜体外受精成績と体内受精の成績の比較〜」
(体内受精は、「自然妊娠」と「人工授精」を示しています。)
「体外受精」「体内受精」ともにグラフは同一の傾向を示し、3−6ヶ月のところが最も妊娠が多くなる。
これは、卵子の成長と関連しており、卵子が成長し初めてから、排卵するまでの期間に、鍼とスーパーライザーを使用し「卵子に対する血流が増加すること」で、「卵子の質を向上させる」と考えられます。
この治療は「育卵治療」として、当院でも導入している治療方法です。
育卵治療も可能であれば30代で始めていただきたいと考えています。
もし鍼灸治療を迷われている場合には、お気軽にご相談ください。
関連WEB:
なかむら第二針療所「不妊・婦人科・逆子」について
“妊娠の維持”
鍼灸を継続することで、妊娠維持を目的に、年齢や流産歴により妊娠8週、12週など卒業時期を変えて治療をおこなっています。
他の鍼灸院からの転院で
認識する当院の価値
「冷え」や「証」という概念は
生殖医療の分野に持ち込まず
「医療の言葉をわかりやすく」
“冷え症を改善して体質改善をしましょう”
“東洋医学的な証をもとに治療を行い、妊娠しやすい母体作りをしましょう”
”刺さないはりをする”
これは鍼灸に関わらず、サプリメント等もよくこんな言葉に溢れています。
「それで本当に妊娠に近づくことができるのでしょうか?」
私たちが出した答えは「NO」です。
当院では、鍼灸院ですが東洋医学的な表現は基本的に使うことはしません。
当院で読んでいる書籍の一部
私たちは、鍼灸が持っている曖昧さ、未解明な部分を認識した上で、基本姿勢として
”生殖医療の情報を柱にする”
”わかりやすい言葉を選び”
”何を””何に””どうやって変えるか”
これを患者さんごとに、戦略的に治療をしていきます。
どこに注力して治療を行うかという点においても、焦点がより明確なのが大きな特徴です。
「妊娠に必要な治療」
×
「全体の症状の改善を図る」
「腰痛や、肩の痛み等の妊娠以外の治療を相談したが、妊娠に関する治療以外はしてくれなかった」
これは、転院をされる方の中で、多く聞く話題です。
ある鍼灸院で
「うちは妊娠に関する症状しかみません」
私たちのリアクションとしては、
「東洋医学の概念を持ち込んでいるのに、不妊しかみない。このロジックエラーは本当謎です。この矛盾した治療方針はどこからくるんだろうか」
妊娠を希望されている多くの方は、仕事と治療の両立あり「身体的な負担」,「心理的な負担」も多く心身ともに治療をしていく必要があります。
これは当院の出発点が、不妊治療からスタートしたからではなく。
鍼治療を専門として長年治療をし続けていることが基盤となっている大きな強みです。
「治療設備」
「スーパーライザーの不妊治療への応用」
この治療方法は、ペインクリニックでの星状神経節ブロックにはじまり、大城俊夫先生の星状神経節に対する低出力レーザー治療(LLLT:Low level Laser therapy)の応用から、レーザーリプロダクション学会等で生殖医療にも導入され、また当院で使用しているスーパーライザーは、中村一徳先生が生殖医療の分野に導入されたことをきっかけに当院でも導入をしています。全ての妊娠希望の患者さんに、この治療を提供するためにスーパーライザーを6台導入して治療を行っております。
※これまで、鍼灸治療単独では難しいと考えられた患者さんの妊娠など照射の部位も星状神経節周囲だけではなく,下腹部(卵巣動脈の附近),臀部(寛骨閉鎖孔付近),着床に向け下腹部(子宮動脈)など応用範囲も広く、その方の状況に応じて治療を組み立てていきます。
当院の治療理念
BEYONDには、「範囲や限界といったものを超える」という意味があります。
私たち鍼灸師が抱いている“鍼灸”
患者さんが抱いている“鍼灸”
私たちは、その枠を押し広げるという決断をしました。
私たち“鍼灸師”になにができるのか。
田中はり灸療院になにができるのか。
常に自問自答しながら、成長を続けます。
不妊治療で一年程通っていました。スタッフも皆さん明るく、不妊治療中の憂鬱を忘れることができました。施術も丁寧で通っているうちに、採卵数も増え、着床する回数も多くなり、ついに子供を授かり、卒業しました。不妊治療だけでなく、腰痛の治療もしていただき、とてとよかったです。
不妊治療と自律神経を整える目的で通い始めました。最初院長先生が丁寧にカウンセリングしてくださり、治療がスタート。スタッフの方もとても丁寧に対応してくださり体調不良の治療も同時進行で行ってくれます。
不妊治療では、通院してしばらく経って無事妊娠できました。妊娠期間中も妊婦に合った治療を行っていただき、双子だったにも関わらず、大きなトラブルもなく出産を迎えることができました。定期的に身体を整えてもらったことが、体調に大きく繋がったと感じています。
症状を伝えると、必要なメニューを考えてくださるのと、先生に女性が多いというのも安心のポイントです。産後も続けてお世話になっています。
1人目のときからクリニックでの不妊治療と並行してこちらの鍼灸療院に通院しています。
クリニックに通院する期間が長くなるとどうしてもマイナスな気持ちになってしまいますが、こちらで施術しながら先生とお話ししていると気持ちが落ち着き、心の整理ができたり鍼灸以外でもケアしていただいてます。
先生のご尽力のお陰で1人目の子を無事に妊娠、出産することができました。
妊活以外でも首肩腰などをしっかり治療してくださるので帰る頃には全身の筋肉がほぐれて身体が温かくなるのを実感でき、治療における満足度と安心感は非常に高いです。
いつも丁寧に治療してくださりありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
妊活中〜12週を迎えるまでお世話になりました。
丁寧にカウンセリングしていただき、悪阻等の不調をお伝えするとそれに合わせて施術をしてもらえます。私の場合、肩や背中の凝りから悪阻がきていたみたいで施術していただいた後には胃が嘘みたいにスッキリ!持続するには継続的に通院しなければならなかったけれど、スッキリする気持ち良さを毎回実感できたので週に1度の通院が楽しみになっていました。
妊活中はネット検索しまくり、とにかく妊娠するために必死で妊活に鍼灸?と最初は半信半疑ではありましたが、ご縁があり「田中はり灸療院」に通院することができて本当に良かったと思っています。スタッフの方々、お世話になりありがとうございました。
不妊治療の移植前で人生初の鍼灸院でお世話になりました。 私自身が41歳と高齢なので、短期間で結果を出したいと思い、なにか不妊治療以外で出来ることはないかと探している時、SNSで不妊治療を頑張っている方が鍼灸に通っているのを見て、鍼灸ってどうなんだろう?と興味がありました。が、針を刺すことに不安もあり悩んでいたところ、友達から「不妊治療に特化した鍼灸院があるよ!」と教えてもらいました。
初めて行った時は不妊治療に鍼灸がどのようにアプローチしていくかを丁寧に説明してくれて、帰る頃には不安も薄らぎ、よし!通ってみよう!となってました。
それでも最初はこれで結果が出るのか…?と半信半疑な思いもありながら通院していましたが、初めての移植1回目で妊娠! パートナーとも、紹介してくれた友達とも、続けて良かったね!と喜びあいました。
そして、その後始まった、つわり。 酷すぎるつわりでもなかったですが、寝てい時以外ずーっと気持ち悪い… ご飯は梅おにぎり以外受け付けないと… それを伝えると、胃を優しく押して、針を刺してくれましたが、なんと針を刺すところは背中!!そこ繋がってるんですか⁉️とビックリしましたが、スーッと気持ち悪さが引く感じがあり、気持ち悪さを少し忘れられ梅おにぎり以外のご飯も食べれました! 鍼灸院に通って良かったとつくづく思いました。
つわりもいつか終わりがあるとは頭ではわかっていても、毎日気持ち悪いとなると、なにが食べれるか、何なら少しでもマシなのかと気持ちが滅入ってきます。
そんな不安な気持ちを察してくれて、毎回施術していただけて、なんとかつわりも乗り越えれそうです! 今後もマイナートラブル増えそうですが、何かあった時はお世話になる気満々です!
2人目不妊により2021年の5月から8月までこちらの鍼灸院に通っていました。
最初は失礼ながら鍼治療に対して半信半疑でしたが、3年の間になかなか着床もせず着床しても流産してしまうというのを繰り返していましたので、藁にもすがる思いで通い始めました🙏
そして結果から言いますと3ヶ月目で妊娠しました😳
初めの診察で3ヶ月目ぐらいから効果がでてきますとの説明を受けていたので、ドンピシャで驚きました‼️
鍼治療を始めて1番最初に感じた効果は冷え性の改善です✨
夏でも手足が冷たいことがあったのですが、体の芯からポカポカするようになりました☀️
仕事で足の疲労がひどい日に施術してもらった際には帰りに5歳の息子と動物園に行っちゃおうかなと思うほど足の疲労が綺麗にとれて驚きました🤣
施術を担当されていた先生がよくお話を聞いてくださり、かなりのストレス発散になっていたと思います✨
不妊治療というのはなかなか人に相談もしにくい問題ですし、孤独な戦いになりがちでストレスを溜めるのは良くないとわかりつつも悪循環に陥りがちですが、不妊治療で来てる!というより先生と話すのが楽しみで来てる感覚になっていました😄
妊娠してからも私が流産を経験していたので妊娠継続のために12週まで通いました!
途中つわりで気持ち悪くて通えるかな〜と心配でしたが、先生に相談したところつわりに効く鍼治療もしてくださり、本当につわりが軽くなったので通うのも苦ではなかったです!
むしろ助かりました☺️
5歳の息子も一緒に連れてきて大丈夫だったのも通いやすかったです。
息子は先生が大好きで今日鍼治療だよーというとやったー!!と言うぐらい懐いていました😆笑
12週が過ぎて卒業しましたが、今年の3月末にお腹にいた赤ちゃんが無事に産まれてくれました👶
母子共に健康です!!
早くお礼のコメントを書きたかったのですが、心配性なので産まれるまでは何が起こるかわからないという気持ちがありましたのでお礼が遅れました💦
本当にありがとうございました ✨
しんきゅうコンパス
予約方法
電話予約またはWEB予約
移植直前等、すぐに予約をする必要がある場合は電話でのお問い合わせをお願いいたします。
WEB予約では予約ができない表示の場合でも、直前のキャンセルが出た場合など対応が可能なことがあります。
(WEB予約は診療時間の48時間前までのため、直前の診療希望の場合にはお電話にてご予約をお願いいたします)
【完全予約制】
WEB予約
(外部リンクへ)
~Q&A~
Q. 1回の治療の時間はどのくらいですか?
A. 初回は1時間半〜2時間を目安に予約をお取りください。2回目以降は約1時間をみて頂いております。
Q. 理想の治療ペースを教えてください。
A. その方の状況により1回/5日〜7日を提案しております。
Q. 鍼灸治療はいつから始めたいいですか?
A. すでに採卵が終わって順次移植の方、卵子の質を改善していきたいなど、様々な状況の方がいらっしゃいます。
タイミングや人工授精、高度生殖医療のどの段階でも、早めのご来院をお待ちしております。
Q. 生理の時は来院を控えた方がいいですか?
A. コンスタントに御来院頂くことが重要ですので、生理期間中も治療を行います。
Q. 自分たちでタイミングをとっています。病院には行っていません。通院は可能ですか?
A. 通院は可能です。色々お話を伺い、状況・年齢などから判断して病院への通院や検査をおすすめすることもございます。
Q. 病院と鍼灸治療は並行しても大丈夫でしょうか?
A. もちろんです。体外受精・顕微受精段階の方が多く、病院との併用治療の方がほとんどです。
鍼灸だけのケースも、もちろんありますが、前提の卵管検査など行って頂くなど、医療との連携は欠かせません。
Q, 鍼灸師は女性ですか?
A. 女性の鍼灸師が対応します。男性不妊、精子でお悩みの方は男性鍼灸師(遠藤彰宏)が対応致します。
Q. 冷えと不妊症は関係ありますか?
A. 「冷えているから不妊」は本当か?というテーマはまだ誰も証明できておりません。
人間は恒温動物なので、深部体温は大きく変化しないはずと考えた時に、末梢の手足が冷えても一番大切な子宮や卵巣が果たして冷やされるとは考えにくいです。
もし、外気温で手足の温度が下がるたびに子宮・卵巣がダメージを受けているなら、寒い地方では出産率は下がるということになります。
太古の昔から今まで、人間がこの状況で生き残ってきたのであれば、冷えは不快ですが不妊症と関係ないのでは?と考えております。
Q. 子宮内膜症、子宮筋腫などには、鍼灸は悪影響を及ぼさないですか?
A. ほとんど影響はありません。むしろ、痛みやお腹の固さが改善する方が多くいらっしゃいます。ほとんど…とつけたのは今までの経験したことはないですが、治療として妊娠を目指す以上、E₂依存性の疾患は、稀に悪化する可能性があるからです。内膜症のみに絞って治療することも可能ですが、妊娠が遠ざかっては意味がありませんので、悪化する可能性をごくごくわずかにはらみつつも妊娠を目指します。
Q. 三陰交は流産のツボと聞きました。治療で使いますか?
A. 過去の文献では、妊娠中みだりに使用しないとなっていますが、根拠は明確ではありません。
中国では300例に中絶目的で三陰交に治療したところ、1例も流産させることができず、結果として「妊娠に対し影響はない」「禁鍼説は信頼できない」となっています。当院でも妊活中の方すべてにこのツボを使用していますが、妊娠前~初期使用しても流産率が上がるということはありません。また、JISRAMでも同様の方法を実行していますが、流産率が上昇することは観察されていません。御安心下さい。
Q. 2人目希望で鍼灸治療を受けてみたいのですが、子供も連れてきてもいいですか?
A. 恐れ入りますが、ご予約時にお問合せをお願いいたします。現在、私どもでお子様をお預かりすることが出来ない状態のため、お母さまの傍でお1人でお過ごしいただくことになります。施術スペース等のご相談をさせてください。
Q. 不育症も治療対象ですか?
A. 通院可能です。病院での検査や通院しながら、併用で鍼灸治療をすることをお勧めします。
初診料
初診料 | |
一般 | 2,200円 |
学生 | 1,100円 |
治療費
治療費 | |
育卵鍼灸 着床鍼灸他 | 7,700円 |
一般 | 7,700円 |
学生 | 3,300円 |
※価格はすべて税込み価格です
※日曜日と祝日は休診日です
※土曜日の診療は、別途+1,100円頂戴いたします。
【支払い方法】
現金
クレジットカード
よく読まれているBLOG
STAFF
遠藤真紀子 MAKIKO ENDO |
はり師 きゅう師 不妊カウンセラー 福岡県出身 森ノ宮医療学園専門学校 鍼灸学科卒業 |
所属団体 不妊カウンセリング学会 JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関) 鍼灸SL研究会 日本臨床鍼灸懇話会 |
鍼灸は生活の一部
祖父、父が鍼灸師という環境に生まれた私は、幼い頃から鍼灸治療は日常の中の一部でした。
「風邪を引いても鍼」「歯茎が腫れても鍼」
鍼灸治療が身近にあることがどんなにありがたいかを考えることもなく、生活の一部にあった子供時代。
関西の大学に進学した頃も、私は、鍼灸師になるとは考えてもいません。
大学2回生の頃、福岡に帰省し鍼灸院を手伝う機会がありました。
実家と鍼灸院は別だったため、患者さんに治療している風景を見たのは、はじめてでした。
痛みの強い患者さんが、帰りには“楽になりました”と言って帰られる。
治療前と、治療後の変化を目の当たりにした衝撃と感動は今でも忘れません。
私もこんな治療ができるようになりたい。
鍼灸という治療の魅力。
鍼灸師という職業の魅力をこの時にはじめて気がつきました。
私が一生していく仕事はこれだと思いました。
父の育った鍼灸院での修行
米山鍼灸院時代
専門学校に入学後に、父も弟子入りしていた大阪の吹田市にある米山鍼灸院で私もお世話になりました。
米山鍼灸院は、その当時(2003年頃)すでに開業70年以上という歴史のある鍼灸院でした。
故米山由子先生をはじめ、娘さん、お孫さんという3世代に渡る先生と兄弟子という中で修業時代を過ごします。
“鍼灸の技術的なこと”
“治療者としての心構え”
“社会人としての生き方”
この大阪での米山鍼灸院での生活は、専門学校では学ぶことができない体験ばかりでした。
鍼灸師としての私の土台は、父と同じ米山鍼灸院にあります。
同じ鍼灸院に弟子入りをしたことで、父の鍼灸学校時代や、修行時代という私の知らない頃のことを知ることができたことも嬉しい体験でした。
師匠から聞く「あなたのお父さんは、やさしくて誠実な人」
これはやっぱり嬉しかったです。
田中はり灸療院へ
田中はり灸療院へ戻り、故田中僅悟、故田中正治と3人での治療体制で再び田中はり灸療院とは何かを2人から長年の患者さんから学ばせていただきました。
故田中僅悟がこの頃86歳、米山鍼灸院の米山由子先生は88歳でした。70年鍼灸をしてきた技術というのは職人技です。
“身体に触れる” “鍼を刺す” “患者さんに言葉をかける” どれも洗練されています。
痛みを取るという技術は、鍼の技術に、長年の技術に裏付けられた対応力。
痛みを鍼で取りながら、不安も解消していき、患者さんの表情がみるみる笑顔になっていく。
これは、どんな症状の方でも同じですが、私たちは「症状と向き合っているのではなく。その方と向き合って治療をする」
そんな治療姿勢は、田中はり灸療院の柱にあります。
患者さんの年齢の変化
私が福岡に戻ってきた頃の鍼灸院は、患者さんの主訴は「痛み」がほとんどでした。故田中僅悟も、故田中正治も「疼痛疾患」を専門としながら、胃腸障害など内科的な治療を行っておりました。
私と遠藤彰宏の二人の体制になった2011年頃からは、治療者二人が若返ったこともあり、来院する患者さんが若くなり、主訴に大きな変化が出てきました。
妊娠出産を希望される
患者さんとの出会い
その中でも「妊娠、出産を希望される患者さん」が増えたことは一番大きな変化でした。
はじめて来院された妊娠希望の患者さんは、「体外受精で移植をする際に鍼灸治療を併用したい」という希望で来院されました。
その頃は(約10年前)、「不妊症に対する知識」も「不妊に対する治療」その方は、幸い妊娠され、無事ご出産されました。
この時の治療者としての喜びは、これまでの治療体験とは違う“いのちと向き合う”鍼灸治療だということを気づきました。
それから不妊カウンセラーとなり知識を積み上げていき、不妊鍼灸ネットワーク時代から研修会に参加し、JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)、中村一徳先生の私塾(JISRAM会長 京都 なかむら第二針療所)を通じて不妊治療に必要な鍼灸治療とスーパーライザーの併用療法を学び、その間に、全国の先生方と交流をさせていただきました。
すでに来院された患者さんからの最新の医療機関での情報も、次の患者さんへの大きな財産になっています。
年齢も40歳になり、鍼灸師としても15年が経過
この仕事につけた喜びと、一緒に歩み成長してくれる家族、そして多くの患者さんに感謝しております。
竹永 百華 MOMOKA TAKENAGA |
はり師 きゅう師 熊本県出身 福岡医療専門学校 鍼灸科卒業 |
【男性不妊担当】
遠藤彰宏 |
はり師 きゅう師 あん摩・マッサージ・指圧師 不妊カウンセラー 大阪府出身 森ノ宮医療学園専門学校 鍼灸学科卒業 京都佛眼鍼灸理療学校 専科卒業 |
所属団体 JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関) 鍼灸SL研究会 日本臨床鍼灸懇話会 日本鍼灸師会 全日本鍼灸学会 福岡県鍼灸師会 福岡市鍼灸師会 |
当院での妊娠症例(一部)
不妊症 症例35歳(顕微授精にて妊娠)
不妊歴 2年 結婚当初より挙児希望、その後1年半タイミングを試みるもの妊娠せず、その後、不正出血があり子宮頚ガンが見つかり、同時期にご主人が無精子症と診断を受ける。TESEにて精子凍結。
結婚当初より挙児を希望され、タイミングを試みるも妊娠せず。その後、高度生殖医療施設に転院され、当院来院までに1度顕微授精を実施。 計12個の採卵の内、胚盤胞は1個で妊娠成立せず。 鍼灸開始後4か月、初めて採卵9個とれ、胚盤胞が4つ。次の移植では着床せず。子宮内膜のopeを行い、次回の移植で妊娠。
コメント)鍼灸治療開始後に胚盤胞の数の増加が確認でき、妊娠に向けてのチャンスが確実に増えた。胚盤胞を増やすこと、その際に、当院で説明させていただいている卵の質の変化も期待して治療を行う。また、内膜の手術をしたこともあって妊娠に至る。当院で不妊治療中の患者さんに行いたい一つが、今回の症例のように胚盤胞を増やしながら、質の良い卵子で妊娠していただくことです。これが、タイミング段階の方にも人工授精段階の方にも活かされ、どの段階の方の治にも活かされることで、さらなる治療の向上を図っております。
36歳 女性 (顕微授精にて妊娠)
8年前ご結婚 4年前より挙児希望 3年前より婦人科を受診
タイミング法10か月間 その後人工授精を行うも妊娠に至らず、体外受精へSTEP UP
体外授精を4回行い、1度の化学流産と、1度は胎嚢確認に至るもその後に流産。
当院来院前に、凍結胚(胚盤胞)があるため移植に向けて治療を開始。
治療開始 2週間後 胚盤胞移植 hcg(+) しかし、妊娠継続至らず
治療開始 3か月 胚盤胞移植 hcg(+) プロゲテポー筋注,ルトラール、プレドニン、hcg投与
胎嚢確認、心拍確認に至り、当院受診前、胎嚢確認後に流産の既往があるため、妊娠の継続目的で12週まで治療を続けた後に当院を卒業。妊娠の継続治療以外につわりの軽減、腰痛のケアも行う。
コメント)
今回の患者さんの場合は、これまで胚盤胞を移植しているにも関わらず、妊娠をすることができませんでした。妊娠に至る過程で胚盤胞へ到達することは、当院としても一つ目の課題としております。
胚盤胞に至っている点、採卵前に鍼灸治療は行っていないことから、着床時における子宮内膜の状態や、免疫系への緩和(免疫寛容)という点で鍼灸治療が貢献できたのではないかと考えています。
移植時に対する鍼灸治療は、海外では移植前後のみ治療を行うケースが多いのですが、本邦では移植前、移植後どちらが効果的なのか、また移植前後以外にも継続治療を準備した方が良いのか、まだエビデンスは提出されておりません。当院では、現在移植時に対する鍼灸治療の方にも移植前後以外に一定期間鍼治療を継続し、また妊娠判定後、胎嚢確認、心拍確認後も35歳未満の方で8週までの治療。35歳以上や、流産歴のある方には、12週~15週まで治療を継続して行っております。
35歳 女性 (人工授精にて妊娠)
挙児希望 不妊歴 1年2か月。 ご主人が単身赴任中ということもあり、1年前よりタイミングを計っているものの、頻回にタイミングを計ることが難しい状況が続いている。
医療機関を1か月前より受診し、検査を行いフーナー良好、卵管は「片側が詰まりぎみ」と告げられる。また、AMH0.8 卵胞の発育を観察の上でタイミングを計り妊娠に至らない場合には、人工授精へという段階で当院を受診し、治療を開始。(週1回のペース)
来院直後の1周期目で人工授精陰性。 来院後3周期目の2度目の人工授精で妊娠判定陽性、胎嚢確認、心拍確認と治療を週1回のペースで治療を行い、12週まで経過観察し当院を卒業。
コメント)1回の排卵あたりの妊娠率は、およそ30%前後ではないかと考えられています。繰り返し人工授精を行えば、妊娠するはず!と理論上はいえるのですが、現実的には様々な要因によりそう簡単ではありません。鍼灸治療を開始後に妊娠する方は、来院1か月目に一つの山ができます。これは、タイミングの計り方をもう一度見直していただくためです。次の妊娠する方が多い山は、3か月、4か月目です。月経周期にも前後しますが、今回の症例でも3周期目での妊娠ということで、鍼灸治療の効果も一定の割合でアシストできたと考えています。
不妊鍼灸治療 症例29歳 女性(人工授精妊娠)
不妊歴 1年2か月 年齢的にもまだ若いこともあり、タイミング法を通院しながら行うも妊娠に至らず、卵管造影は問題なしも、フーナーテストが不良。抗体は陰性。1年を経過したことを期に、転院を行い1度目の人工授精を行うも陰性。人工授精以外にできることはないかと考え当院での鍼灸治療を開始。治療開始 2週間後に2度目の人工授精にて妊娠(+) 人工授精前、人工授精、妊娠判定、胎嚢確認、心拍確認と週1回の治療を継続し、年齢や過去の流産歴から妊娠8週の治療にて卒業。
コメント)鍼灸治療開始2週間後の人工授精で妊娠されたことは、年齢的も卵子は良好であった。しかし、フーナーテストが不良であり、卵子と精子が出会うチャンスがなかったことが大きな妊娠に至らない理由となっていたと考えられます。鍼灸治療がどれだけ貢献できたのかを判断することは安易にできるものではないが、体外授精での移植に向けた治療などを人工授精段階の方へ応用するなど、着床に向けた治療と、その後の流産予防という点に焦点を絞り治療を行う。
※初診~3診目は人工授精前、妊娠判定前であり、育卵治療も併用しあらゆる状況を想定し、治療
34歳 女性 自然妊娠
挙児希望 単身赴任中のため、挙児希望もタイミングがとりづらい
以前より頚肩部コリ、眼の疲れ、頭痛で当院にて鍼灸治療を定期的に治療を行い。妊娠に向け相談を受けタイミング法の指導や妊娠に対する基本的な知識を理解していただく。
タイミングをはかり自然妊娠に至り、ご主人様の元へ
コメント)不妊治療を行う一方で、不妊症に対する啓蒙も一つの大切な仕事だと考えています。
卵子の数の問題、卵子の質の問題、年齢と染色体の関係、妊娠のしくみについてなど、丁寧に説明を行い理解していただくことの必要性を日ごろから考えています。
この方の場合にも、仕事を続けるべきか、妊娠を急ぐべきか悩んでおられました。できる限り早期に妊娠をしたいとのご意向でしたので、的確にタイミングの取り方を指導をさせていただきました。
以前より鍼治療を継続していましたので、その効果もあったでしょう。また34歳というご年齢もありまだまだ妊孕力もあったことも予想できます。
できるだけ早期に妊娠に至るという希望と、時間の猶予はまだある。不妊の原因となる徴候がない場合には、今回のように鍼灸治療と、タイミングの指導を行い一定期間経過観察をしております。
33歳 女性 (不妊鍼灸ネットワークの先生を紹介し、自然妊娠)
挙児希望 東京在住 当院にお母様が来院されており一度相談したいという旨で来院。
初潮から20代頃までは、定期的に生理があったが、働くようになり2か月に1回程度しか生理がなかった。結婚後に、妊娠を希望しはじめて産婦人科を受診するようになり、クロミッド(クロミフェン)を服用開始。基礎体温35度台で体温の上下が激しい(2層性認めず)
病院の指導の元 6か月間タイミング法 その後6回人工授精
妊娠歴 結婚後すぐに1度心拍確認し、12週まで妊娠継続するも流産
人工授精で化学流産が2回
この後、体外授精にSTEP UPをするべきかどうか。また現在まで鍼灸院に通っているがそのまま通院を続けてよいだろうか。という質問を受けました。
東京に在住のため当院での治療は困難なことは明らかでした。一つ目の体外授精にすすむべきかということについては、現在の年齢33歳という年齢と、結婚後すぐに妊娠されたご経験と、人工授精での化学流産という内容から考えると、卵管の閉塞などは考えにくく自然妊娠の可能性や、人工授精を継続することが妊娠に向けて良いのではないかと考えました。そのため、まず卵子についての基礎知識や、鍼灸治療が、卵子にどう働きかけ育卵治療ができるのかをご説明の上、東京の不妊鍼灸ネットワークの先生をご紹介しました。
ご紹介後に東京で鍼灸治療を開始し、3か月後に自然妊娠をされました。
その後福岡へ帰省され出産されましたので、元気な赤ちゃんと会うことができました。
出産後1か月より小児はりも行いはじめました。
コメント)
鍼灸院というのは、一般的には残念ながら閉鎖的です。技術先行で治療を行いますと患者さんを共有することは非常に難しいです。しかし、不妊鍼灸ネットワークでは婦人科、不妊に対する基礎的な知識の共有、妊娠率をどう向上させ社会貢献していくかを真摯に取り組む全国の鍼灸師の集まりです。安心して治療をお願いできる社会を目指しています。私たちも福岡でしっかりと社会貢献し、妊娠、出産を望む方の力になりたいと日々精進しています。
31歳 女性 当院での治療終了後に妊娠
挙児希望 不妊歴2年 友人が当院で鍼灸治療をしており、妊娠に至ったことから紹介で来院
自然妊娠を目指し治療を開始。子宮内膜症の疑いをかかりつけ医より指摘されているため、経過観察も必要。
治療間隔 1週間から2週間に1度
妊娠を目指して治療を行うことと、並行して過敏性腸症候群や生理痛にも治療を追加。
治療継続期間(半年)に、一度仕事を退職され、キャリアアップのために新しい資格取得を目指されており、資格取得後に新しい仕事に復帰するため、仕事に専念し治療を中断。
3か月後に自然妊娠。
コメント)当院でも治療の説明の中には、鍼灸の治療期間と実際の効果にはタイムラグがあることを事前に説明をさせていただいております。自然妊娠の方だけに焦点を当てると、これは鍼灸の効果が働いたということは当然疑問譜がつくと思います。しかし、体外授精の採卵結果などでも鍼灸治療の効果の発現や、鍼灸治療後の妊娠の推移などからこの妊娠された治療後3か月は鍼灸治療の影響を受けていると考えられます。
妊娠出産に必要な育卵鍼灸
妊娠・出産のために必要な卵子の質の向上
排卵・採卵前の約4か月前から準備
鍼灸✖️スーパーライザー
着床鍼灸・妊娠維持
「子宮血流の増加」「免疫能へ変化」
凍結胚移植1か月前より準備
移植前後の治療を含め
妊娠週数 8-12週の卒業を目指す
男性不妊のための鍼灸治療
椎間板ヘルニアによる
「痛み」「痺れ」を改善
ぎっくり腰・急性腰痛
鍼灸こそがぎっくり腰に対する
最高の治療
1-2 回の治療で改善
「膝痛」「変形性膝関節症」
「四十肩」「五十肩」
電気を流す美容はり
「全身の調整」×「美容はり」
田中はり灸療院のSpecial
逆子の鍼灸治療
突発性難聴の鍼灸×レーザー照射
内耳循環に集中させ改善を狙う
聴力固定までに行いたい
耳鼻科との併用療法