【妊娠初期の壁】つわりとは?
【妊娠初期の壁】
つわりとは?
当院でも、妊活の治療を経てめでたく妊娠された直後から悩まされるのがつわりです。
つわりは、お腹に赤ちゃんがいる実感があり安心する反面、人によってはとても辛いのもです。
「妊娠は病気じゃないから」と昔から言われますが、決して健康な状態ではありません!
ご自身のため、ご家族のため、大切な人のため、つわりを知っていただけたらと思います。
つわりの症状
主な症状には
⚫️消化器症状:吐き気、食欲不振、気持ち悪さ など
⚫️唾液の症状:ヨダレつわりと言われ、一日中唾液を拭き取る(吐き出す)ことになります。
⚫️その他:倦怠感、眠気、匂いに敏感になる、食の好みが変わる、感情が不安定になる など
起床時、空腹と共に辛くなるパターン、
午後から夕方にかけて疲労と共に悪化するパターン、
一日中二日酔いのようなムカムカが続くパターンなど、時間帯によっての変化も様々です。
原因は?
はっきりした原因はわからないとされていますが、体内のホルモンが急激に変化するためではないかと言われています。
つわりの出現時期や持続期間には個人差がありますが一般的には
妊娠5週目頃から症状が出始め、
8〜11週頃に症状が強くなりやすく、
妊娠16週前後までには落ち着いていきます。
妊娠初期に関して、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の血中濃度の変動と深く関係しています。
hCGは妊娠初期に急激に増えるホルモンで、この濃度上昇に伴って吐き気などつわり症状も強まり、hCGがピークを迎える時期につわりもピークを迎えやすいとされています。
その後、胎盤が完成に近づきhCG濃度の上昇が落ち着いてくると、つわり症状も次第に軽快していきます。
つわりが重い時
注意すること!
つわりが重く、体重減少が大きくなったり、脱水症状が見られたりする場合は、輸液や治療薬による治療が必要になることがあります。
つわりが重いと感じるときは我慢せずに主治医に相談するようにしましょう。
つわりが続いても何とか飲食ができていれば問題はありません。
しかし、つわりが重症化して吐き気や嘔吐が続き、食べ物や水を受けつけないような場合は、体が衰弱して日常生活に支障をきたす「妊娠悪阻」の可能性があります。
妊娠悪阻には、胎盤の深刻な病気などが原因になっていることがあるほか、ヴェルニッケ脳症というビタミンB1欠乏症になって後遺症が残ることもあるため、注意が必要です。
下のいずれかの症状が当てはまるようであれば、早めに受診して治療してもらうようにしましょう。
妊娠悪阻の診断と治療
妊娠悪阻は以下のような段階に分類されます。
-
第一期:食事や水分が摂れず、脱水や体重減少が見られる
-
第二期:水分すら摂れず、重度の脱水状態になる
-
第三期:ビタミンB1不足により神経症状が出現
治療には休養、食事内容の工夫、点滴による輸液療法などが行われます。
・体重が妊娠前の5%以上減った
・一日中何度も吐いている
・水分でさえ取れない、尿がほとんど出ない
・めまいや嘔吐で起きられず日常生活が送れない など
鍼灸という選択肢も
つわりに対しては、点滴や生活習慣の工夫に加えて、鍼灸も有効な治療候補の一つとして注目されています。
特に吐き気や気分不良の緩和を目的としたツボへの刺激は、体への負担が少なく、薬に頼りたくない時期にも適しています。
つわりの症状でお悩みの場合は、ご相談ください。
とはいえ辛くて
来院できない方へ
まず適切なお休みを!
こまめに水分補給&食べられるものを少量づつに分けて摂るなど対応してください。
その他、次回ご紹介いたします。
(文責 遠藤真紀子)
しんきゅうコンパス
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この安心感に私たちは支えられています。
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「