当院での妊娠症例(一部)

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 不妊症 症例35歳(顕微授精にて妊娠)

不妊歴 2年 結婚当初より挙児希望、その後1年半タイミングを試みるもの妊娠せず、その後、不正出血があり子宮頚ガンが見つかり、同時期にご主人が無精子症と診断を受ける。TESEにて精子凍結。
結婚当初より挙児を希望され、タイミングを試みるも妊娠せず。その後、高度生殖医療施設に転院され、当院来院までに1度顕微授精を実施。 計12個の採卵の内、胚盤胞は1個で妊娠成立せず。 鍼灸開始後4か月、初めて採卵9個とれ、胚盤胞が4つ。次の移植では着床せず。子宮内膜のopeを行い、次回の移植で妊娠。

コメント)鍼灸治療開始後に胚盤胞の数の増加が確認でき、妊娠に向けてのチャンスが確実に増えた。胚盤胞を増やすこと、その際に、当院で説明させていただいている卵の質の変化も期待して治療を行う。また、内膜の手術をしたこともあって妊娠に至る。当院で不妊治療中の患者さんに行いたい一つが、今回の症例のように胚盤胞を増やしながら、質の良い卵子で妊娠していただくことです。これが、タイミング段階の方にも人工授精段階の方にも活かされ、どの段階の方の治にも活かされることで、さらなる治療の向上を図っております。

36歳 女性 (顕微授精にて妊娠)

8年前ご結婚 4年前より挙児希望 3年前より婦人科を受診
タイミング法10か月間 その後人工授精を行うも妊娠に至らず、体外受精へSTEP UP
体外授精を4回行い、1度の化学流産と、1度は胎嚢確認に至るもその後に流産。

当院来院前に、凍結胚(胚盤胞)があるため移植に向けて治療を開始。
治療開始 2週間後 胚盤胞移植 hcg(+) しかし、妊娠継続至らず
治療開始 3か月  胚盤胞移植 hcg(+) プロゲテポー筋注,ルトラール、プレドニン、hcg投与
胎嚢確認、心拍確認に至り、当院受診前、胎嚢確認後に流産の既往があるため、妊娠の継続目的で12週まで治療を続けた後に当院を卒業。妊娠の継続治療以外につわりの軽減、腰痛のケアも行う。

コメント)
今回の患者さんの場合は、これまで胚盤胞を移植しているにも関わらず、妊娠をすることができませんでした。妊娠に至る過程で胚盤胞へ到達することは、当院としても一つ目の課題としております。
胚盤胞に至っている点、採卵前に鍼灸治療は行っていないことから、着床時における子宮内膜の状態や、免疫系への緩和(免疫寛容)という点で鍼灸治療が貢献できたのではないかと考えています。
移植時に対する鍼灸治療は、海外では移植前後のみ治療を行うケースが多いのですが、本邦では移植前、移植後どちらが効果的なのか、また移植前後以外にも継続治療を準備した方が良いのか、まだエビデンスは提出されておりません。当院では、現在移植時に対する鍼灸治療の方にも移植前後以外に一定期間鍼治療を継続し、また妊娠判定後、胎嚢確認、心拍確認後も35歳未満の方で8週までの治療。35歳以上や、流産歴のある方には、12週~15週まで治療を継続して行っております。

35歳 女性 (人工授精にて妊娠)

挙児希望  不妊歴 1年2か月。 ご主人が単身赴任中ということもあり、1年前よりタイミングを計っているものの、頻回にタイミングを計ることが難しい状況が続いている。
医療機関を1か月前より受診し、検査を行いフーナー良好、卵管は「片側が詰まりぎみ」と告げられる。また、AMH0.8 卵胞の発育を観察の上でタイミングを計り妊娠に至らない場合には、人工授精へという段階で当院を受診し、治療を開始。(週1回のペース)
来院直後の1周期目で人工授精陰性。 来院後3周期目の2度目の人工授精で妊娠判定陽性、胎嚢確認、心拍確認と治療を週1回のペースで治療を行い、12週まで経過観察し当院を卒業。

コメント)1回の排卵あたりの妊娠率は、およそ30%前後ではないかと考えられています。繰り返し人工授精を行えば、妊娠するはず!と理論上はいえるのですが、現実的には様々な要因によりそう簡単ではありません。鍼灸治療を開始後に妊娠する方は、来院1か月目に一つの山ができます。これは、タイミングの計り方をもう一度見直していただくためです。次の妊娠する方が多い山は、3か月、4か月目です。月経周期にも前後しますが、今回の症例でも3周期目での妊娠ということで、鍼灸治療の効果も一定の割合でアシストできたと考えています。

不妊鍼灸治療 症例29歳 女性(人工授精妊娠)

不妊歴 1年2か月 年齢的にもまだ若いこともあり、タイミング法を通院しながら行うも妊娠に至らず、卵管造影は問題なしも、フーナーテストが不良。抗体は陰性。1年を経過したことを期に、転院を行い1度目の人工授精を行うも陰性。人工授精以外にできることはないかと考え当院での鍼灸治療を開始。治療開始 2週間後に2度目の人工授精にて妊娠(+) 人工授精前、人工授精、妊娠判定、胎嚢確認、心拍確認と週1回の治療を継続し、年齢や過去の流産歴から妊娠8週の治療にて卒業。

コメント)鍼灸治療開始2週間後の人工授精で妊娠されたことは、年齢的も卵子は良好であった。しかし、フーナーテストが不良であり、卵子と精子が出会うチャンスがなかったことが大きな妊娠に至らない理由となっていたと考えられます。鍼灸治療がどれだけ貢献できたのかを判断することは安易にできるものではないが、体外授精での移植に向けた治療などを人工授精段階の方へ応用するなど、着床に向けた治療と、その後の流産予防という点に焦点を絞り治療を行う。
※初診~3診目は人工授精前、妊娠判定前であり、育卵治療も併用しあらゆる状況を想定し、治療

 

34歳 女性 自然妊娠

挙児希望  単身赴任中のため、挙児希望もタイミングがとりづらい
以前より頚肩部コリ、眼の疲れ、頭痛で当院にて鍼灸治療を定期的に治療を行い。妊娠に向け相談を受けタイミング法の指導や妊娠に対する基本的な知識を理解していただく。
タイミングをはかり自然妊娠に至り、ご主人様の元へ

コメント)不妊治療を行う一方で、不妊症に対する啓蒙も一つの大切な仕事だと考えています。
卵子の数の問題、卵子の質の問題、年齢と染色体の関係、妊娠のしくみについてなど、丁寧に説明を行い理解していただくことの必要性を日ごろから考えています。

この方の場合にも、仕事を続けるべきか、妊娠を急ぐべきか悩んでおられました。できる限り早期に妊娠をしたいとのご意向でしたので、的確にタイミングの取り方を指導をさせていただきました。

以前より鍼治療を継続していましたので、その効果もあったでしょう。また34歳というご年齢もありまだまだ妊孕力もあったことも予想できます。

できるだけ早期に妊娠に至るという希望と、時間の猶予はまだある。不妊の原因となる徴候がない場合には、今回のように鍼灸治療と、タイミングの指導を行い一定期間経過観察をしております。

33歳 女性 (不妊鍼灸ネットワークの先生を紹介し、自然妊娠)

挙児希望  東京在住 当院にお母様が来院されており一度相談したいという旨で来院。

初潮から20代頃までは、定期的に生理があったが、働くようになり2か月に1回程度しか生理がなかった。結婚後に、妊娠を希望しはじめて産婦人科を受診するようになり、クロミッド(クロミフェン)を服用開始。基礎体温35度台で体温の上下が激しい(2層性認めず)

病院の指導の元 6か月間タイミング法 その後6回人工授精

妊娠歴 結婚後すぐに1度心拍確認し、12週まで妊娠継続するも流産
人工授精で化学流産が2回

この後、体外授精にSTEP UPをするべきかどうか。また現在まで鍼灸院に通っているがそのまま通院を続けてよいだろうか。という質問を受けました。

東京に在住のため当院での治療は困難なことは明らかでした。一つ目の体外授精にすすむべきかということについては、現在の年齢33歳という年齢と、結婚後すぐに妊娠されたご経験と、人工授精での化学流産という内容から考えると、卵管の閉塞などは考えにくく自然妊娠の可能性や、人工授精を継続することが妊娠に向けて良いのではないかと考えました。そのため、まず卵子についての基礎知識や、鍼灸治療が、卵子にどう働きかけ育卵治療ができるのかをご説明の上、東京の不妊鍼灸ネットワークの先生をご紹介しました。

ご紹介後に東京で鍼灸治療を開始し、3か月後に自然妊娠をされました。
その後福岡へ帰省され出産されましたので、元気な赤ちゃんと会うことができました。
出産後1か月より小児はりも行いはじめました。

コメント)
鍼灸院というのは、一般的には残念ながら閉鎖的です。技術先行で治療を行いますと患者さんを共有することは非常に難しいです。しかし、不妊鍼灸ネットワークでは婦人科、不妊に対する基礎的な知識の共有、妊娠率をどう向上させ社会貢献していくかを真摯に取り組む全国の鍼灸師の集まりです。安心して治療をお願いできる社会を目指しています。私たちも福岡でしっかりと社会貢献し、妊娠、出産を望む方の力になりたいと日々精進しています。

31歳 女性 当院での治療終了後に妊娠

挙児希望 不妊歴2年 友人が当院で鍼灸治療をしており、妊娠に至ったことから紹介で来院
自然妊娠を目指し治療を開始。子宮内膜症の疑いをかかりつけ医より指摘されているため、経過観察も必要。

治療間隔 1週間から2週間に1度

妊娠を目指して治療を行うことと、並行して過敏性腸症候群や生理痛にも治療を追加。
治療継続期間(半年)に、一度仕事を退職され、キャリアアップのために新しい資格取得を目指されており、資格取得後に新しい仕事に復帰するため、仕事に専念し治療を中断。

3か月後に自然妊娠。

コメント)当院でも治療の説明の中には、鍼灸の治療期間と実際の効果にはタイムラグがあることを事前に説明をさせていただいております。自然妊娠の方だけに焦点を当てると、これは鍼灸の効果が働いたということは当然疑問譜がつくと思います。しかし、体外授精の採卵結果などでも鍼灸治療の効果の発現や、鍼灸治療後の妊娠の推移などからこの妊娠された治療後3か月は鍼灸治療の影響を受けていると考えられます。


男性不妊のための鍼灸治療

造精機能を高め精子の数と運動率の向上へ


椎間板ヘルニアによる
「痛み」「痺れ」を改善

mRIで見つかる異常とのギャップ
局所炎症を改善

 


ぎっくり腰・急性腰痛

鍼灸こそがぎっくり腰に対する
最高の治療

 1-2 回の治療で改善


「膝痛」「変形性膝関節症」

変形の程度と膝の痛みは比例しない
滑膜の炎症を抑える

 


「四十肩」「五十肩」

それぞれの時期に合わせて
「治療」や「リハビリ」を指導

 

電気を流す美容はり

「全身の調整」×「美容はり」
田中はり灸療院のSpecial

 

逆子の鍼灸治療

 エコーを使って胎児の位置を確認

 

突発性難聴の鍼灸×レーザー照射

内耳循環に集中させ改善を狙う
聴力固定までに行いたい
耳鼻科との併用療法

顔面神経麻痺「Bell麻痺」「Hunt症候群」

顔への適切な指導とリハビリの徹底

 


耳鳴りに対する鍼灸治療

「内耳」×「自律神経」×「認知行動療法」