お灸をする(妊活におすすめのツボ)

お灸をする(妊活におすすめのツボ)

こんにちは。田中はり灸療院の妊活チームです!
妊活におすすめのツボを紹介します。

気血のこと

最近、「温活」とよく耳にします。冷え=不妊の原因というわけではありません。しかし、身体が冷えていると「気血」が滞るということが考えられます。

※東洋医学で、「気」とは生命活動を維持する物質で身体中に満ちており、生理活動の原動力となります。「血」は豊富な栄養分を有しており、気の助けを受けて循環し、全身をくまなく滋養しています。

気が滞ることで、脹痛(脹るような痛み)、胸肋部痛、腹部の膨満感、抑うつ感

血が滞ることで、血瘀(けつお)が生じ、痛み(同じ箇所が痛む、刺すように痛む)、シミ・色素沈着、サメ肌、月経痛・血塊

など様々な症状が現れます。気血の流れを改善し、体調を整え、妊活・不妊治療に取り組んでいきましょう。

お灸

お灸(台座灸)は温かくて気持ちの良いものです(きゅう師の据える直接灸はチクッと熱いです)。血流の改善が期待できます。

しかし実は、お灸は温熱効果以外にも鎮痛・消炎、免疫、自律神経の調整など効果があるのではと研究がされています。

準備するもの

①お灸(台座灸)

※お灸は熱さを選べます。熱けりゃ熱い方がいい!なんてことはないので、お好きな熱さのお灸を購入してください(逆子のお灸はちょっと違います。お気軽にご相談ください)。お灸は当院でも購入できますし、Amazonや楽天にもたくさん種類があります。博多駅の前にせんねん灸屋さんもあります。

②ライターorチャッカマン

③灰皿or小皿
終わったお灸はそのままゴミ箱に捨てず、一旦灰皿や小皿へ。水を張ってもいいです。鎮火を確認してから始末してください。

妊活におすすめのツボ

【足】

三陰交(内くるぶしから指4本分上。ふくらはぎと骨の境目。)

陰陵泉(三陰交から骨のきわを上に辿っていくと、骨にぶつかるところ。膝よりも下。)

血海(内ももで膝蓋骨から指2本分上。)

足三里(膝を軽く曲げると、すぐ下にくぼみがあります。外側のくぼみから指3本分下。)

【お腹】

関元(おへそから指4本分下、まっすぐ下です)

 

お灸の注意点

・お灸のつけ方・・・お灸をツボに貼る→着火という順番では火傷の可能性があります。着火→ツボに貼るという順番がgood!

火傷・・・熱さの基準は人それぞれです。熱いと思ったら、無理せずに剥がしてください(指かピンセット)。特にお風呂上がりは体が水分を含んでいて火傷しやすい時間帯なのでお風呂上がりは30分〜1時間空けてください。

・ニオイ・・・台座灸はけむりが出ます。お部屋にニオイが残りやすいので、換気を忘れずに。(けむりの少ないタイプのお灸もあります。)

・体調・・・体調が悪い時やお灸したい箇所の皮膚に何らかの症状がある場合はお休みしてください。

さいごに

当院に通われている患者さんは、いつでもお声かけください。ツボの場所を一緒に確認しましょう。
ここまでご覧くださいました方もぜひ参考にしてみてください。お灸の時間が少しでもホッと肩の力を抜ける、リラックスした時間となりますように^^

文責 北原夕美

(引用、参考文献)
医道の日本社:新版東洋医学概論
医道の日本社:はりきゅう理論
株式会社NST:ツボ単
全日本鍼灸学会雑誌2018:形井秀一等

 

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