不妊鍼灸を始めるタイミンーーなぜ「3ヶ月前」が大切だと言われるのか

妊活中に鍼灸を検討される際、多くの方が「いつから通えばいいのだろう?」と悩まれます。 まず一つの目安となるのは、妊娠を希望する時期の「約3ヶ月前」です。これは米国生殖医学会(ASRM)の知見に基づいた専門家たちの推奨とも一致しており、卵子が育つ生理学的なサイクルに理由があります。

眠っていた卵胞が目覚めてから、FSH(卵胞刺激ホルモン)に反応して排卵に向けた急成長を遂げるには、約90日(3ヶ月)の月日を要します。この時期に、鍼灸を通じてしっかりと血流を促すことで、顆粒膜細胞から卵子へ十分な栄養が届きやすい環境が整い、質の良い卵子を育むための土壌が作られていくのです。

また、ASRMにおいても、鍼灸は不妊治療を支える有効な補助療法として注目されています。鍼の刺激には、子宮動脈の血流抵抗を下げて内膜の状態を整える効果や、不妊治療に伴う激しいストレスを和らげて自律神経を安定させる働きがあることが科学的にも評価されています。こうした心身の両面からアプローチできる点こそが、鍼灸ならではの強みと言えるでしょう。

一方で、すでに多数の凍結胚をお持ちで「あとは移植を待つのみ」という方の場合は、移植周期に入ってから受療を始めるという選択肢もあります。この場合は、具体的な移植周期が始まる前に一度ご相談いただくのがスムーズです。

もちろん、採卵や移植の数ヶ月前からじっくり体質改善を行うのが理想ではありますが、直前の施術であってもリラックス効果や着床環境のサポートは十分に期待できます。大切な周期を迎えるとき「もっと早く始めておけばよかった」と後悔しないために、まずはご自身のステップに合わせて、心と体を健やかに整える一歩を踏み出してみませんか。


参考文献

  • Stener-Victorin, E., Waldenström, U., Andersson, S.A., Wikland, M., “Reduction of blood flow impedance in the uterine arteries of infertile women with electro-acupuncture”, Human Reproduction, 11(6), 1314–1317, 1996.

  • Isoyama, T.H., Cordts, E.B., van de Ven, J.M.S., Lo Turco, E.G., Barbosa, C.P., “Effect of acupuncture on symptoms of anxiety in women undergoing in vitro fertilisation: a prospective randomised controlled study”, Acupuncture in Medicine, 30(2), 85–88, 2012.


 

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