WEB作成の手伝い
最近WEBってどうやって作っているんですか?
という相談をうける頻度が増えて来ています。
元々ホームページビルダーを使って鍼灸院のWEBを作成し始めたのが始まりです。
ホームページビルダーは 14を使っていたので、 2009年頃です。
高校を卒業して、鍼灸学校に入学しているので、私は鍼灸業界しか知りません。
そんな自分は、WEBを作ることを通じて、デザインに興味を持ち。
デザインの中でも機能デザインに興味を持ちました。
格好がいいという見た目の装飾性デザインではなく。
機能デザイン。
機能デザインって、何って考えた時に、
私がよく説明に使う機能は、駅の自動改札機です。
世の中にあるICカードは、皆さんどれを使っていますか?
この中、私が持っているのは、緑、水色、ピンク色々ありますが、これは全て見た目の話ですので、装飾性デザインの話です。
一方で、山中俊治先生のされた功績は、「ICカード対応の自動改札機をどうやったら、人はスムーズに活用できるか。」(詳しくは、山中俊治「デザイン骨格」あらためてSuicaの話でもしようか)
鍼灸院に必要だったのは、格好いいWEBではなく。
困っている人と鍼灸院が繋がる機能が必要で。
そこから、鍼灸院に来院して、困っている症状に対して「正常な機能を取り戻していくための鍼灸」
「鍼灸も機能デザインなんだ」
こんな繋がり方を私の頭の中では繰り返していき、一見関係のない作業の中から、自分に必要な要素が見つかっていく。
まだまだ勉強途中ですが、この機能デザインは本当に奥が深いと思っています。
現在所属しているJISRAMという一般生殖鍼灸標準化機関に所属している
小宮猛史先生 鍼灸・手技療法 潤天堂(神奈川県川崎市)
櫻井央先生 なかば鍼灸 (愛知県一宮市)
の先生のWEBのお手伝いをしています。
元々人の役に立ちたいと思った時に、鍼灸師がいいんじゃないかと考えた私にとって、
自分の能力で、人の役に立つという点では、WEBで人を助けること。
信頼している鍼灸師の先生なら、自分が一緒に関わることで、困っている患者さんを救う手助けができる。
そう考えると、何にも費用的なものはいただいていない。
この辺りの精神は、大阪の米山鍼灸院の皆さん。
JISRAM会長の中村一徳先生に学ばせていただきました。
自分の人生をかけて何をするのか。
個人的には、 100 年後の未来により良い鍼灸を伝えていく! そんな歯車の一つになりたい。
そんなことを最近考え始めました。
(遠藤彰宏)