早く行きたいなら一人でいきなさい
遠くへ行きたいならみんなでいきなさい
私たちは創業76年が経過したこの鍼灸院で
チームとして患者さんの期待に応え続けること
「伝統(アート)」×「科学(サイエンス)」
鍼灸院の新しい形を創造し続ける
私たちがどんな思いで集まったのか
どんなことをしてきたのか
どんなことをしていきたいのか
それぞれの一面をご紹介させてください
辻 尚美
鍼灸を知って人生が変わった!
体と心に効く鍼灸を届けたい
朗らかな笑顔の内に静かに心を燃やす人
大牟田市出身
旅行会社、医療用ソフトウエア企業勤務経験
福岡医療専門学校鍼灸科卒
カラダとココロは繋がっている
様々なお体の痛みや不調の鍼灸治療とともに、女性の不妊治療チームの1人として妊活鍼灸を担当しております。
鍼灸師になる以前は全く違う職種で働いていました。
自分の人生が大きく変わったきっかけをくれたのは、自分のコンディション不良のため受けた鍼灸治療でした。
大学卒業後、幸いにも希望していた業種の企業に就職することができました。
毎日一生懸命仕事をして、休日は友人と出かけたり、大好きな旅行へ。
体調を崩した時は病院へ、多少の不調であれば、市販の薬を飲んで仕事をする。
充実していましたが、疲れた自分に気づいた時に思ったのは
「カラダがつらいと ココロもつらくなる」
体調が優れない日が続くと仕事の効率も落ちていく。
↓
こんなはずじゃない・・うまくいかない自分に気持ちも沈みがちになる。
↓
頑張れば頑張るほど空回りして体も心も疲ればかりが溜まる。
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体調が優れない日が続くと・・・
このループを解消したい。
なんだか毎日調子が良くない 疲れがとれない なかなか体調も気分も上がらない。
体中が凝りや張りで固くなって・・・体が妙に重たい。
病院や薬とは別のアプローチも探してみようか。
鍼灸治療でも受けてみようかな、ふとそう思い立ちました。
初めて受けた鍼治療に衝撃を受けました。
鍼治療といえば「鍼を刺す」、当時の私はそのイメージしかありませんでした。
「鍼を刺すって、どれくらい痛いのかしら・・・」
でもその時の鍼治療での感覚は、想像していた「鍼を刺される」イメージとは全く違うものでした。
それは「心地良い鍼の響きに心と体が解けてゆく」ような感覚とでもいうのか・・・
確かに刺激は感じる、それなのにどうして心地よいのだろう。
鍼のタッチなのか リズムなのか
それまで経験したことが無い不思議な感覚でした。
劇的な変化が起きたわけではありませんでしたが、
固くなった体や気持ちが柔らかくなってゆくような不思議な安堵感。
「体が楽になると、心も軽くなる」
鍼やお灸で起こる体の変化、心の変化は、なんて不思議で面白いのか。
鍼灸という技と知識、鍼灸の世界に魅力と可能性を感じました。
鍼灸を知って人生が変わった
鍼灸の技術に魅了され、一生の仕事として鍼灸師になることを考えるようになりました。
そして、鍼灸師の国家資格取得を目指すために勤めていた会社を退職し、福岡医療専門学校鍼灸科に入学。
3年間の鍼灸科の学生生活は
高校卒業後の10代の方々、
私と同じように会社を辞めて鍼灸師を目指す30~50代の方々、
現職の仕事をしながら国家資格取得を目指す方々など
様々な年齢層や状況の方々と共に勉強漬けの毎日、密度の濃い時間でした。
鍼灸というと『THE東洋医学』をイメージされる方が多いかもしれませんが、
東洋医学だけではなくて、解剖学や西洋医学と融合した技術でもあります。
鍼灸治療は伝統医学として守られながら、新しい医学の知識と新しい技術や治療機器の導入により、進化を続けています。
私たち鍼灸師も、日々知識と技術をアップデートしながら臨床を積み重ねています。
その積み重ねで貢献できる症状・疾患が広がり、厚みを増してゆきます。
当院の鍼灸師は皆、腰痛や頚肩こりのように多くの方を悩ませる一般的な症状に加え、
それぞれが様々な異なる分野の鍼灸治療を担当しています。
私も同様に、様々な症状への施術と合わせて、
女性の不妊治療チームの1人として、育卵鍼灸や着床鍼灸といった妊活の鍼灸を担当しています。
微力ではありますが、私どもの鍼灸が少しでも力になれたら・・それを思いながら施術を行っています。
私自身の経験からもですが、鍼灸師として様々な方の施術をしていて感じるのは
鍼やお灸はお体にアプローチしていますが、施術の作用は心にも届いているということ。
これは鍼灸治療の大きな特徴だと思います。
そして心地よさだけではいけない、同時に「しっかりと効かせること」。
より多くの人の体と心の健康に貢献できるように
施術を受けに来てくださる皆さんの願いが実を結ぶように
様々な勉強会への参加、スタッフ同士で学び合い、練習と検証を重ねています。
新しい情報、新しい知識、新しい技術、新しい経験を身につけて
着実に進歩・進化する鍼灸師でいること、その責任を感じています。
そして何よりも、鍼灸治療を通して出会う患者の方々との時間に
鍼灸師として、人として、私自身が学ばせていただく機会は多く、
成長の機会をいただいていることに感謝の日々です。
STAFF
#1 遠藤真紀子 ) はり師 きゅう師 |
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