半年間の思考プロセス研修終了
半年間の思考プロセス研修終了
「ゴールドラット博士の贈り物」
思考プロセスを受けたいなぁと思ったのは、ザ・ゴール2の漫画と出会ったタイミングでした。
2016 年の3月
ザ・ゴールの漫画を父に薦めていただき、確かにこれを勉強することも意義がある。
この内容が自分にも足りないこともわかる。
でも、「ザ・ゴール2のような思考することができ、提案ができるようになりたいんだ。」
そう思いながらザ・ゴール2の出版記念講演に参加して、
どの演者の講演にも心が躍り、こんなことがやりたいんだ。
これができるようになれば、今より自分の人生を豊かにできる
守りたい人を守ることができる
今よりきっと笑顔にできる人の数が増える
そんな日常とのギャップと実現したい未来を描けました。
2016年にザ・ゴール1の講座を受講して、自分の価値観も物の見え方も変化を実感して、
鍼灸院の改革が始まりましたが、まだまだ実力不足もあり、仲間を作る能力も、成果を出す能力も低く
誤解を生じてしまったり、影響力の範囲の小さい自分と対峙する日々でした。
それでも試行を続けること、学び続けることで、少し視界が明るくなったり、
博士の理論を活用して社会をよくしようとしている仲間に出会えたり
孤独な旅からは解放されつつありました。
自分が大好きな博士の考え方をどう活かしていくのか。
どう理解してもらうのか。
人に期待してしまう自分と
自分だけがこっそり裏方で実践さえしてしまえば理解をされなくてもいいのではないか。
私は iphone を使って楽しく生活が豊かになっていますが、
iphone がどんな構造で、どんな仕組みか説明書も知らない。
一緒に iphone を作る必要はないのかもしれない。
そんなことを考えたりもしました。
鍼灸師になった。鍼灸を志した人は、患者さんを治療したいとは思っているけど、
社会に役立つ鍼灸院を創りたい。
未来を変えるんだ。
みたいなことはなかなか想像できない。
自分でできるとは思えないのが普通なのかもしれません。
もちろん自分もそうでした。
「なんで、治療もたいしてできないのに、そんなに壮大なことをやろうとするんだ。
自分の足元を見なさい」
「それって本当に、私たちがやらないといけないの?」
そう思うことは簡単だった。
だけど、自分が惚れ込んだ鍼灸はこんなもんじゃない。
もっと鍼灸で喜ぶ人は世界中に増えていいし
鍼灸院で傍楽人はもっと増えていい
何かの仕組みが間違っていて、この型を本気で変えたいと思ったんです。
2016年から始まった鍼灸院の改革によって、これまで出会ってこなかった方と出会えるようになりました。
患者さんともたくさん出会えたし、仲間も増えた。
2022年に別なコースを受講したメンバー
今回受講したメンバー
これで鍼灸院の共通言語がまた増えたこと。
そして、次の5年のやるべきことが明確になった。
この鍼灸院はまだまだ面白くなる。
ちゃんと社会に役立つ鍼灸院とは何か。
この答えをあと数年で実現できると思います。
楽しみにしていてください。
4月から新しい仲間も増えます。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
遠藤彰宏