FOR THOSE WAITING IN SILENCE

「様子を見ましょう」という
言葉に、見捨てられたような
心地でいませんか?

発症から1ヶ月、あるいは3ヶ月。ステロイドの投与も終わり、リハビリにも通っている。

けれど、鏡の中の自分はまだ少ししか動きださない。「このまま一生、顔が固まってしまうのではないか」という孤独な恐怖の中にいるあなたへ。

顔が動かないのは、
回復が止まったからではありません。

PHYSICAL LAW

神経の再生速度は、物理的に「1日1mm」と決まっています。耳の奥から口角まで約90mm。重症であればあるほど、最初の「ピクッ」という動きが出るまで、3ヶ月以上の「沈黙の期間」が必ず存在します 。

今、あなたの顔が動かないのは、神経が筋肉というゴールに到達する一歩手前で、懸命に伸びようとしている最中だからです。

「ただ待つ」ことをやめ、
「再起動の準備」を始めましょう。

神経が筋肉にたどり着いたその瞬間、筋肉が衰えて固まっていては、最高の笑顔は戻りません。私たちは、この「沈黙の期間」を以下の3つのアプローチで埋め尽くします。

  • 微細血流の最大化:鍼灸とスーパーライザーにより、神経再生の燃料である酸素と栄養を、神経再生に向けて送り続けます。
  • 拘縮(こわばり)の調律:動かない間に固まり始めた表情筋を、専門技術で柔らかく保ち、神経の「再接続」に備えます。
  • 後遺症(混線)のブロック:回復が遅いからといって焦って電気を流すことは、神経の混線を招く自殺行為です。私たちは、安全な道筋だけをガイドします 。

顔面神経麻痺における
鍼灸師の役割とは

顔面神経麻痺における鍼灸師の役割は、麻痺の段階や程度に応じて異なり、多岐にわたります。

顔面神経ガイドラインでも鍼灸が取り上げられたように、鍼灸治療の役割、鍼灸師の役割がより強く求められるようになってきました。
一つは、病院、医師、リハビリの先生方があまりにも多忙なために患者さんお一人お一人に適切な治療をすることで精一杯で、患者さんの重症度や、病気に対する理解度に合わせて
丁寧に指導する時間は取れていません。そのため当院では鍼灸治療はもちろんですが、日常で顔面神経麻痺を回復させながら伴走するかという決して治療だけを行なっている関係性ではありません。

当院で考えている鍼灸師の役割として

  • 鍼灸師は、リハビリの方法や日常生活の指導を行い、患者さんが薬物療法や鍼灸治療だけでなく、セルフケアを適切に行えるように支援します。
  • 鍼灸治療は、顔面部の血行を促進し、ストレスや違和感を軽減することで、日々の生活をサポートします。
  • 重度の麻痺の患者さんに対し、鍼治療とセルフケア指導を併用することで、顔面の運動機能の回復だけでなく、顔面の感覚や社会活動といった QOL (生活の質) の向上が見込めます。
  • 鍼治療は、顔面神経麻痺後遺症として残るこわばり感や突っ張り感を軽減し、患者さん自身がセルフケアを行いやすい状態にすることが効果として認められています。
  • 鍼灸治療によって、顔面の感覚、特に顔のこわばり、つっぱり感や痛み、顔の疲れといった症状の改善が期待できます。

発症初期 発症早期においては、顔面神経麻痺の診断と治療は耳鼻科が中心となり、鍼灸師は医療機関と連携を取りながら、鍼灸治療が有効かどうかを見極める必要があります。
患者さんが受けている治療や、リハビリをお伺いした上で必要な医療機関をご紹介しております。

慢性期・後遺症期 慢性期においては、鍼灸師はセルフケア指導を通じて、患者さんが自身の状態に合わせて適切なケアを行えるようにサポートします。

丁寧に治すこと。麻痺をゆっくり回復させて後遺症を可能な限り少なく

顔面神経麻痺の患者さんにとっては、「早く治したいから鍼灸を受けたい」というお声をいただきますが、これは最新のデータ、リハビリの考え方とは異なる考え方です。

顔面神経麻痺にも1.0  2.0  3.0 のように時代と共にアップデートが求められます。
そのため鍼灸院によっては「鍼に電気を通電する」というところ
顔が動かないのは、東洋医学では「肝」の病態なので、「肝」に関わる経絡・経穴を治療を行い顔には施術をしない
リハビリは大きな運動するなど情報が更新されていない鍼灸院のお話も耳にします。

顔面神経麻痺のリハビリで大切なことは、麻痺の段階重症度によって異なってきますが共通していることは

「顔の筋肉は他の筋肉と異なり、過度な刺激は症状を悪化させる可能性があるため、丁寧な治療が求められる」
「量的な回復を焦らず、質的な回復を重視することが重要である」ということが最新の顔面神経麻痺の回復です。
ですので、可能な限り早くよりも丁寧にが優先されます。

初期(急性期)のリハビリ

  • 発症初期から10日間ほどは、角膜の保護ストレッチの指導粗大運動の禁止が重要です。
  • 発症初期には、顔の筋肉を無理に動かすとかえって逆効果になる場合があります。
  • 顔面神経を刺激し、表情筋の収縮反応を観察することが、予後を予測する上で役立つことがあります。
  • 重症例では、初期から強い筋収縮を避けるべきです。
  • 発症から2週間以内であれば、神経を目標とした通電は禁忌とされています。

その他

  • 日本顔面神経学会が認定する顔面神経麻痺リハビリテーション指導士の資格は、鍼灸師も対象としており、専門性を高める上で有用です。
    当院では顔面神経麻痺学会主催の顔面神経麻痺リハビリテーション技術講習会を修了した鍼灸師が2名遠藤彰宏、竹永百華が治療させていただきます。
  • 鍼灸師は、患者さんの不安を取り除きながら、適切な情報提供を行い、患者さんが安心して治療を受けられるように努めることが重要です。

 

専門家に相談する

顔面神経麻痺は病院に行ったらすぐに治るという類の病気ではありません。

回復までに早ければ約3ヶ月〜長い場合は数年の時間を必要とします。

そのため、不安なことがあったらすぐに相談できる存在がいることは大切です。

不安を抱えている状態はストレスがかかるため、回復にとって良いことではないと断言できます。

 

FEES / 料金案内

初診料
一般 2,200円
学生・未就学児 1,100円
治療費
耳鼻科疾患 専門治療
※高度な専門技術と
エビデンスに基づいた集中ケア
9,900円
一般治療 7,700円
学生 3,300円

※ 価格はすべて税込価格です。
※ 土曜日は、別途 +1,100円(税込)を頂戴いたします。

PRACTITIONERS / 伴走する専門家たち

遠藤 彰宏 AKIHIRO ENDO

はり師 / きゅう師 / あん摩・マッサージ・指圧師
森ノ宮医療学園専門学校 卒業

【所属団体】 JISRAM / 日本鍼灸師会 / 全日本鍼灸学会

竹永 百華 MOMOKA TAKENAGA

はり師 / きゅう師
福岡県出身 / 福岡医療専門学校 卒業

当院には、年間600名を超える新患の方が来院されますが、
そのおよそ4分の1が耳鼻科疾患を抱えた方々です。

人生の大きな壁に直面した皆様に。真摯に、誠実に、臨床に取り組んでまいります。

「いつ治るのか」という問いに、
私たちは臨床データで答えます。

あなたは一人ではありません。1948年から続く私たちの歴史は、あなたと同じ「沈黙の期間」を乗り越えてきた数千人の笑顔の記録でもあります。今の状態をお聞かせください。あとどのくらいで、あなたの笑顔が戻り始めるか、共にロードマップを描きましょう。


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※24時間受付。文字のみでの相談も可能です。

まだ「待つだけ」を続けますか?私たちの「知の蓄積」が、あなたの背中を押すはずです。

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