オージオメーターを鍼灸院で備える意味

image171当院では、突発性難聴を含める急性の感音性難聴の方々が多く通院されています。

患者さんの中にはすでに数か月経過しており、病院には通院していない方もいます。
また、突発性難聴とは異なる病気で、今までより明らかに聴力が下がっている。
患側(聴力低下の耳)の治療途中に、健側(正常の耳)に違和感があるなど

このような場合には、あくまで目安にですが、聴力を把握する必要があります。

防音室ではない。周波数(音の高さ)には限りもあるため、病院と同じ検査とはいきませんが、
聴力は治療をできる期間に限りがあるため、異変にはいち早く気付く必要があります。

また、治療の経過観察の上でも、「良くなってきています。」というお声とともに、
日常生活でもどんな音が聞こえ出しているのか。

それは数値にも反映されるかを知るために、聴力を把握しております。

田中はり灸療院では、患者さんご自身を知る。患者さんの抱えている症状の程度を知る
その上で、治療で何を変えようとしているのかをしっかり把握して、改善を図っていきます。